大人の9割は知らない、自動車に使われている部品数について

- 2017/07/11 カンドーメンテナンス, 豆知識
普段からよく使う自動車ですが、自動車にはどれほどの数の部品で出来ているかご存知ですか?
今回はよく使う自動車の事なのに意外と知らない「自動車に使われている部品数」についてお話したいと思います。
自動車部品の数
自動車部品の数・車のパーツ構成についてですが、各メーカーによって差はありますが約4,000種類2〜3万個の部品から出来ています。1種類の車生産でなんと数百社以上の企業が関わっています。ものすごい数ですよね。
部品数が膨大で工場内に全てのパーツを在庫として置いておくことは難しい為、車の生産に必要な分を都度仕入れて生産しています。自然災害や火災などで工場が被災すると、車の生産ライン全体がストップしてしまうこともあります。
車のパーツ構成について
では、実際自動車はどのようなパーツで構成されていて、それぞれいくつの部品で出来ているのかも、ご紹介します。
自動車はおおまかに分けると「エンジン」「ドライブトレイン」「シャーシ」「ボディ」「内装インテリアパーツ」により構成されています。「ドライブトレイン」は普段あまり耳にすることの無い言葉ですが、トランスミッションやドライブシャフトなど駆動力を伝達するパーツの総称です。
また先程、車の部品数は約2〜3万個とお伝えしましたが、その半数近くは「エンジン」に使用されています。
軽自動車やハイブリッド車では部品の数に違いは有るのか?
上記で述べてきた部品数は、ガソリンの普通自動車での部品数となります。
じゃあ、軽自動車やハイブリッド車はどうなの?と気になりましたので調べてみました。
軽自動車については、普通自動車と殆ど変わりは無く、2万〜3万個程のようです。
ハイブリッド車に関しては、ガソリン自動車に比べて10%程パーツ数が多いです。
つまり約3万3,000個のパーツによって校正されているということになります。ハイブリッド車に関しては、ガソリンとモーターによって構成されているのでなんとなく予想出来ましたが、軽自動車と普通自動車ではあまり差が無いのには驚きました。
軽自動車は排気量や乗車定員数に差は有るものの車の作りは大体同じようですね。
まとめ
自動車は約3万個の部品から出来ている。
1種類の車で数百もの企業が関わっている。
ハイブリッド車はモーターとエンジンを搭載している分、約10%部品数が多い。
新車を購入する際、納車が待ち遠しく長く感じたのを覚えていますが、これだけ多く部品で組み立てていると考えると納車まで1ヶ月近く掛かるのも納得です。