2017年4月から実施!自賠責保険の値下げに関して

実はこの4月から自賠責保険料が値下げになったのをみなさんは知っていたでしょうか?
この発表は金融庁という国の機関から発表されます。今年の1月頃に発表されました。
この値下げですが、2008年以来9年ぶりになります。
では具体的に値下がりした金額や、自賠責保険に関して簡単に説明したいと思います。
そもそも自賠責保険って何?
正式名称は「自動車損害賠償責任保険」です。
自動車やバイク(二輪、原付)を運行する場合に自動車損害賠償保障法によって加入が義務付けられている、法的に加入しなければならない保険です。
もし未加入で走行した場合は法律によって罰則を受けることになります。
・1年以下の懲役または50万円以下の罰金
・免許停止処分 違反点数は6点
こちらですが、車の購入時に一緒に保険に入れますし、自動車保険を取り扱う保険会社さんであれば相談の上加入が可能です。
なぜ自賠責保険が値下がりしたのか
自動ブレーキシステムの普及が大きいとされています。
どこの自動車メーカーも事故が起こりにくい車の開発に取り組み、技術革新が著しいです。
保険は事故をしたらという仮定の商品なので、事故率が減ったのになぜ金額は変わらないのかと疑問をもつのは自然なことです。
また、今後の保険金収支的な考えから黒字や積立金の増加が見込まれるため、自動車ユーザーに還元する意味で値下げしたとも言われております。
車種別の自賠責保険料の金額は?
軽自動車の保険料は2年契約で1,300円安い2万5070円となりました。
今回、多くの車種で値下げしましたが、一部は値上げになりました。
これは保険会社の経費や、手数料の上昇分などが反映されるためで、
原動機付き自転車(ミニバイク)が80円高い9,950円となります。
小型乗用車、中型乗用車、大型乗用車は2万5,830円となります。
法定費用の重量税と印紙代は変更がありませんでした。
まとめ
・自賠責保険は加入しなければいけない強制保険
・自賠責保険に未加入で走行した場合罰則を受ける。
・自動ブレーキシステムの普及で自賠責保険が値下げした
・軽自動車の自賠責保険料は25,070円
・小型乗用車、中型乗用車、大型乗用車は2万5,830円
今後も、もしかしたら値下げするかもしれません。また重量税に関しても価格の変動が起こるかもしれません。
車の技術革新と保険は大きく関係していますので、ユーザーに還元される値下げ内容が今後も発表されるかもしれません。