【車のミライ】電気自動車・自動運転・コネクティッドカー

車が市民生活に欠かせないものとなってから約50年、今大きな変革期を迎えようとしています。
車はこれからどう変わっていくのでしょうか?
電気自動車、自動運転、コネクティッドカー・・・自動車のミライへの加速は勢いを増し、
2020年東京オリンピックでは「空飛ぶ車!?」が開発されるかもしれません。
遠い未来と思っていても、技術革新のスピードは想像以上に早いです。
目次
【車のミライ】未来のキーワードは「CASE」
近年の車環境の変化は著しいものがあります。
この変化を象徴するのが次の4つのキーワードです。
①Connected(つながる)
②Autonomous(自動運転)
③Sharing(シェアする)
④Electricity(電気自動車)
この4つの頭文字を取ったのが「CASE(ケース)」
これが未来のキーワードとなります!
【車のミライ】つながる車(コネクティッドカー)
最近よく聞く「つながる車(コネクティッド・カー)」、いったい何とつながるんでしょうか!?
それはインターネットや無線通信のネットワークです。
サーバーに車の不具合データをリアルタイムで報告してくれたり、
最新の地図情報が常に自動更新されるなど、すぐ役立つサービスが期待できます。
車のリアルタイム位置情報で、渋滞回避ルートを案内、なんていうのも嬉しいですよね!
SoftBnak、NTT、LINE、マイクロソフトなど、IT企業が各自動車メーカーと共同してAI技術を開発しています。
スマートフォンとの連動や車載カメラとの連動で渋滞予測を自動で行ったり、
またAIと人が対話する事によって好みや趣味趣向をくみ取り、
それを運転支援に反映させるなど、コネクティッドカーで車と人の関係が大きく変わってくるかもしれません。
2035年には9割がコネクティッドカーになると予想されています。
【車のミライ】完全自動運転は遠くない!
つながる車の目指す先は自動運転です。
政府の目標とする「2020年無人自動運転車走行」の達成はほぼ確実です。
なぜ2020年なのか、
それは東京五輪で競技会場間の移動手段として走行させれば、最高の技術アピールになるからです。
自動運転の目的は「安全性を高める」、そう、自動車事故をなくすことです。
車同士がサーバーを通してつながることで、動きを察知でき、事故防止が実現できるとされています。
カーシェアは当たり前の時代に
自動運転車が街中を走行するようになれば、カーシェアも普及すると予測されます。
「いつでも好きな時に好きな所へ」というマイカーのメリットと、
「駐車場や維持費、買替えも不要」というマイカーのデメリット解消も兼ねていればそういう時代が来るのはもう遠くないです。
実際、カーシェアサービスは既に始まっています。
海外で人気の配車サービス「UBER(ウーバー)」は、この先駈け。
この先に待つのは、相乗りできる無人タクシーが走行する世界!
【車のミライ】そこにあるのは電気自動車
これらの進化の中心にあるのは電気自動車です。
地球環境問題を考える時に、電気自動車は外せない課題。
既に商品化も進み、ガソリン車の規制が始まっている国もあります。
ガソリン車に比べて製造コストや製造技術の高さを求められないのも魅力です。
問題は充電満タン時の走行できる距離と充電スタンドの設置場所。
特に充電スタンドの普及は急務です。
電気自動車ですと、テスラが有名です。
日本ですと、リーフやアイミーヴ。
そして車は未来へ!
こうして車は確実に次の時代への過渡期にあります。
Windows98でPCが普及した時、ガラケーからスマホへ移行した時、その進化のスピードは恐ろしく早かった!
あと5年もすれば、電気自動車・コネクティッドカーが当たり前の時代がやってきます。
さらには、GoogleやAppleなどのIT企業がビックデータを活用して自動車業界に参入というのも考えられます。
ガソリン車が貴重になる時代はすぐそこかもしれません。