ドライブの疲れは、上質な空間と究極のビールで。

- 2018/06/29 カンドーミュージック
東京までドライブ。
長旅を終えたら、車を置いて、美味いビールを飲みに行きましょう。
車のサイトでありながら、お酒の話を書くってどうなのだろう?と思いますが、
私自身が車好き、ドライブ好き、ドライブミュージック好き、
更に大のビール好きですから、これはもう仕方がありません。
本当にビールが旨い季節です。ビアホールに出かけましょう。
ビアホールライオン銀座7丁目店
東京は銀座7丁目にある『ビアホールライオン銀座7丁目店』は、現存する日本最古のビアホールです。
天井が高く、ガラスモザイク壁画を施したこの建物は1934年、当時の建築技術の総てを注いで創られました。
今年で84周年です。
正面の大きなガラスモザイク壁画には、ビール麦を収穫する女性たちの姿が描かれています。
他にも10面のガラスモザイクが壁面に飾られていますので、来店の際にはご覧下さい。
肝心のビールは、ライオンが誇るビアマイスターの繊細で独特な注ぎ方で、まさに究極の生ビールと言えます。お供にはライオン名物の洋食メニューをどうぞ。
歴史を感じる、これぞ日本の洋食。何を食べても美味しいのですが、お薦めは絶対にカレーライスです。
独特な空間、『ビアホールライオン銀座7丁目店』でビールを重ねて行くうちに、ふと自分がどこか異国の地に来たかのような感覚さえ覚えます。
そんな時はジョアン・ジルベルトのボサノヴァで、異国感を世界の果てまで飛ばしましょう。
ジョアン・ジルベルト【三月の水】
ブラジルのシンガーであり、ギタリストであり作曲家であるジョアン・ジルベルトは、
アントニオ・カルロス・ジョビンらと共に、ボサノヴァの創設者とも言われ、神と崇められている人です。
お薦めは1973年のアルバム【三月の水】。
全曲、ギターとパーカッションのみで演奏されており、
タイトルトラックの【三月の水】を聴けば、無駄なものを全く感じない上質なアコースティックサウンド。
その心地良い音は、歴史と伝統が創りあげた究極の生ビールを、更に味わい深いものにしてくれるのです。
『ビアホールライオン銀座7丁目店』の店内を照らすライトは、大きな丸い電球です。これはビールの泡をイメージしています。こちらもチェックです。