【梅雨対策】ワイパーをチェックして視界を良好に!

- 2018/05/29 カンドーメンテナンス, ワイパー
6月半ば・後半から梅雨に突入します。
毎日雨が続き、じめじめして嫌ですよね、運転も雨の日は視界が悪く、事故率も上がります。
そこでワイパーが活躍します!
そんな雨の日のドライブを快適に過ごすための必需品、ワイパーを快適に保全する方法をお話しします。
目次
【構造】ワイパーはどのようにできている?
雨の日に絶対に欠かせないワイパーは、大きく次の3つの部分からできています。
①ワイパーアーム・・・ワイパーモーターにつながる一番車側の部分。
②ワイパーブレード・・・ワイパーゴムを支え、ワイパーアームと連動させる部分。
③ワイパーゴム・・・ガラスの水滴をかき取る部分。
主にこの3つからワイパーは構成されています。
【性能維持】ワイパーゴムの劣化は要注意!
ワイパーゴムをよく見ると亀裂が入っていたり、実際にワイパーをかけた際にあまり水を取ってくれないなど、劣化してきたら運転に支障が出てきます。
ワイパーゴムのガラス接地面は四角くなっていて、このエッジで水滴をかき取ります。
ゴムが劣化して固くなると、うまくエッジが立たず、拭き残りが出るようになります。
エッジ部にひびやキズができれば、その部分だけ筋状に拭き残りが出ます。
先端部のゴムが裂けてくると、金属部がガラスに当たって傷が入る危険も・・・
ゴム製品であるワイパーゴムの経年劣化はつきものです。
少しでも拭き残しが出てきたら交換をおすすめします!
【交換】ワイパーゴムをリフレッシュ!
ワイパーゴムは自分でも比較的簡単に交換ができる部品の一です。
ワイパーゴムだけの交換もできますが、
ワイパーゴム付のワイパーブレードごとの交換なら、なお簡単です。
車種と年式、型式がわかれば、カー用品店やホームセンターの適合一覧表で確認して、
どれを購入すればいいかがわかります。
基本的には、フロントの左・フロントの右・リヤは全てワイパーのサイズが違うので要注意!
ワイパーゴムの形状も色々あるので、迷う場合はワイパーブレードごと外し、
車検証と一緒に持ち込んで、店員さんに相談したほうが良いです。
【種類】ワイパーにも様々な種類が!
ゴムにコーティングがしてあったり、撥水剤が塗ってあったりと種類は様々です。
ノーマルワイパー
一番一般的なゴム製のワイパー。
グラファイトワイパー
撥水加工をしたガラスでもワイパーがビビらずに作動するよう、ワイパーゴムにコーティングを施したもの。
自己撥水ワイパー
ワイパーゴムを動かすだけで、撥水剤を施工したのと同じ効果が得られる優れもの。
その他
油膜除去の機能が付いたワイパー
実は、一般的なゴム製ワイパーよりも高性能なワイパーはたくさんあります!
最後に
ゴム製品である以上、劣化はいたしかたないワイパーゴムですが、
時々ワイパーをガラスから持ち上げて、ワイパーゴムのガラス接地面の汚れを拭いてあげることで、
快適な拭き上がりを保てます。
快適な視界で、雨の日も安全ドライブを楽しみましょう!