【車を永く乗るために】おさえておくべき整備箇所その1

- 2018/03/13 エンジン, エンジンオイル, カンドーメンテナンス, タイヤ
車は壊れるものです。
壊れないパーツは使わないとも言われております。
運転する環境やドライバーの運転の仕方によってパーツの消耗具合は違います。
車は高価な消耗品です。
ですので、永く乗るためには点検・整備を行って不良箇所を直していく必要があります。
そのためにはよく整備が必要な箇所を把握することで不良箇所の早期発見に役立つと思います。
おえておくべき要整備箇所
どこが一番壊れやすいですか?という質問に対して答えるとすると「全てです。」になってしまいます。
車のパーツは全て壊れていきます。
ですが、その中でもここは押さえておいてくださいというものをピックアップしました。
エンジンオイル・オイルエレメント
この2箇所を交換しないとオイルの劣化、エレメントで不純物の処理不足で、
潤滑が正常に行われなかったり、オイル経路が詰まったりします。
その場合シリンダーが傷だらけになり、密閉ができなくなる事で圧縮漏れを起こし、
エンジンが焼き付いてしまったりします。
エンジンオイル交換目安:1年または10000㎞
オイルエレメント交換目安::オイル交換の2回に一回または15000㎞~30000㎞
エンジンオイル交換は走行状況によっては1年以上でも汚れが少ない場合は交換しなくても大丈夫です。
また、毎日たくさんの距離を走る場合は半年または5000㎞を交換目安にすると安心です。
タイヤ
タイヤの劣化は死に直結するほど恐ろしいです。
走行中にパンクやバーストを起こしコントロール不能になったときに他の車に衝突の危険。
さらには中央分離帯に突っ込むなど、考えただけでぞっとします。
これが高速道路で起こったとしたら・・・
タイヤ交換を怠ると、車の足回りへの負担が増え、それらも交換しなければいけない可能性があります。
タイヤ交換の目安はスリップサインです。
スリップサインの位置はタイヤ本体の横に↑が目印です。

これは溝が1.6㎜以下になると現れます。溝が1.6㎜以下で走行していた場合は道路交通法違反になります。
また、タイヤの溝は走行距離5000㎞で1㎜ずつ減っていくと言われています。
新品タイヤの溝は8㎜ですので、約32000㎞走行するとスリップサインに到達します。
メーカー推奨の交換目安は4~5年とされていますが、コンディションが悪い中での走行や環境条件によってタイヤの劣化は変わってきます。
タイヤはゴムです。
そして走行時には発熱し変形してを繰り返しています。
走行距離にが長いほど劣化は深刻になっていきます。
ひび割れやキズを発見した際は交換をおすすめします。
空気圧も重要です。
低い空気圧で走っていると地面とタイヤ内部が接する面積が大きくなり発熱も多くなります。
摩耗具合も偏りがでますのでタイヤの寿命を縮めます。

タイヤの空気圧は車種によって違いますので、運転席のドア開口部に適正空気圧のシールが貼ってありますのでそこを確認してください。
まとめ
・ エンジンオイル交換目安は1年または10000㎞
・ オイルエレメント交換目安はオイル交換2回に1回または15000㎞~30000㎞
・ タイヤ交換目安はスリップサイン 1.6㎜以下になると現れます。
・ タイヤにひび割れやキズがある場合は交換した方が良いです。
今回はエンジンオイルとオイルエレメント、タイヤでした。
その2に続きます→http://car-and.com/2085/
ワイパーとバッテリーです。