タイヤの太さとボディサイズがあっていなくても大丈夫なの!?

- 2018/01/14 カンドーメンテナンス, タイヤ, 豆知識
2018年1月10日爆弾低気圧が大暴れしました。
九州地方の鹿児島ではあられが振り、宮崎県では雪景色となりました。
慌てて自動車用のタイヤチェーンやスタッドレスタイヤを買いに走ったという方もいらっしゃたのではないでしょうか?
さて今回はそんな自動車のタイヤについて、タイヤの太さと種類、ボディサイズに有ったタイヤの選び方についてお話したいと思います。
タイヤの太さや種類
タイヤの太さや種類についてですが、
「155/65R14」こちらの数値を見てどのような意味かわかりますか?
こちらは、タイヤの太さやサイズに関して記されている数値となります。
見方について、一番右の「155」はタイヤの太さとなります。
単位はミリメートルです。(今回ですとタイヤの太さは155ミリメートルということになります。)
続いて「/」の後に続いている「65」は扁平率となります。
単位はパーセントです。
扁平率が高いほど厚いタイヤとなります。
続いて「R」こちらはラジアル構造で有ることを示すRとなります。
現代の車は殆どがラジアルタイヤを採用していますので、殆どのタイヤは「R」となります。
ラジアルタイヤ以外にはバイアスタイヤがあります。
その場合の表記は「B」となります。そして最後の「14」はサイズになります。
単位はインチとなります。
こちらの意味を知っているとタイヤを選ぶ時スムーズに選べるので是非覚えておきましょう。
ボディサイズにあってなくても良いのか?法律的な縛りはあるのか?
ボディサイズあってなくても良いのか?についてですが、下記の条件をクリアしていればOKとなります。
条件とは、
「タイヤ外径が純正から大きく狂っていないこと」
「タイヤとホイールがフェンダー内に収まっていること」となります。
ホイールの中心から真っ直ぐ上に線を引き、そこから前方向に30度、後ろ方向に50度。この範囲がフェンダー内に収まっていなければいけません。
こちらの条件をクリアしていない場合は不正改造として取り締まり対象となります。また車検にも通りませんので十分に注意しましょう。
自動車にあったタイヤの選び方について
続きまして、自動車にあったタイヤの選び方についてご説明させて頂きます。
上記ではボディサイズにあったタイヤを選ばなければ不正改造になってしまうことをご説明させて頂きました。では、実際自分のクルマにはどのサイズが適正なのか、どの程度までならインチアップ出来るのかを調べる方法についてご説明させて頂きます。
こちらは、標準装備されているスペックのタイヤに履き替える事が最も確実になります。ドレスアップしたいという方は、タイヤを購入際に必ず自分の車種を伝えて自分のクルマに適合しているか確認をとりましょう。
スムーズに買い替えるために事前に「ご自分が乗られている車種名+適合タイヤ」で調べてから購入するタイヤを探す事をおすすめします。
まとめ
今回は、自動車のタイヤの太さや種類、自動車にあったタイヤの選び方について詳しくご説明させて頂きました。
知っているだけで役に立つ知識ばかりですので是非ご活用ください。
自分の車にあったタイヤを選んで快適なクルマライフを送りましょう。
では、また次回。