2018年こそ、やさしい気持ちで。

- 2017/12/28 FEAUTURE, カンドースタイル, カンドーミュージック, グルメ
どこのご家庭でも、年始の準備に忙しい頃でしょうか。
大晦日の想い出と言えば、子供の頃、祖母も母も、朝から台所に立ちっぱなしでお節料理の準備をしていた光景です。
この時期にしか使用しないお正月用のお重が並べられ、少しずつ詰められていくお節料理。
食べたくて食べたくて仕方なかったですが、明日まで待ちなさいとたしなめられたことを覚えています。
大晦日といえば・・・
下町の大晦日は意外とシンプルで、夕食は年越し蕎麦のみ。あとは蜜柑やお菓子を食べながらの紅白鑑賞。
終了と同時に近所の神社に初詣。町内会の皆様に新年のご挨拶。振る舞いのお酒や甘酒。
元旦の朝は風呂に入り、すべて新品の下着に着替え、全員で卓を囲み、親父の音頭で新年の挨拶。
お屠蘇。ここでやっとお節。お節からのお雑煮。昼を過ぎたあたりから年始のご挨拶に沢山の来客。
まあ、ざっとこれが年末年始の流れでしょうか。
そんな東京の大晦日から新年の流れを、根本から覆すのが北海道です。
札幌では、大晦日の夜、家族が一同に介し、1年で最もゴージャスな夕食となります。
“寿司”に“すき焼き”と言う、本来ならば別々に食すべき、日本食の2大巨頭が一緒に登場。
加えて、年を越してからでないと食べてはいけないと母親に怒られたお節料理が前日にも関わらず登場。全国に先がけてのフライング状態です。
更に、北海道のお節に絶対に欠かせない一品が茶碗蒸し。
特筆すべきはその茶碗蒸しには栗の甘露煮が入っていること。
甘露煮です。甘いんです。プリンではありません。茶碗蒸しです。不思議です。
腹いっぱいになりますので、調整しないと年越し蕎麦までいけません。
年を越せるか心配です。気になるのがフライングしたお節料理ですが、元旦は余り物を食します。
1年のスタートは余り物から始まります。
SUPERFLYの【やさしい気持ちで】
さて、今年最後の曲です。
自戒を込めてこの曲にしました。SUPERFLYの【やさしい気持ちで】。名曲。名歌詞。歌唱力日本一。

街中がやさしい気持ちで。
今日の日をやさしい気持ちで。
来年もやさしい気持ちで。やさしい運転で。
皆様にとって、2018年が素敵な年になることを願って。
来年もどうぞよろしく哀愁。
Nobby