乗っていたい車、聴いていたい音楽

- 2017/11/15 FEAUTURE, カンドーミュージック, カンドーライフ, 車
仕事では日産のLEAFに乗っています。 100%電気自動車。
その乗り心地は素晴らしいとしか言い様がありません。
今っぽく言えばヤバい。
これ、車か?と疑いたくなるほどの滑らかさ。プライベートで乗る車との差が激しくて嫌になります。
静か。振動無し。最近のハイブリッドカーを表現する言葉は色々とありますが、
LEAFは“滑らか”と言う表現が最もピタリと来ます。その最大のポイントは加速時。
日産LEAF
非常に個人的な話で恐縮です。お前の欲しいものを3つやると言われたら、
“どこでもドア”と“猫バス”の2つが加わりますが、1つだけと言われたら間違いなく、“ワープする能力”を望みます。
行きたい場所に瞬時に行くことが1番の望みです。
LEAFの加速を大げさに表現すれば、ワープの初歩ってこんな感じなんだろうなーと思える感覚。
アクセルを踏んだ瞬間、気持ちはまだそこにあるのに、車と身体だけが前方に進んでしまったような錯覚を覚えます。
心が置いて行かれたような感覚。おいおい、待ってくれよ、と心が叫んでいます。
しかもそこには余計なパワーが感じられません。無理がない。自然。スマート。気がついたら進んでいます。
いつまでも乗っていたいと感じる車です。
ボズ・スキャッグス【We’re All Alone】
音楽にもずっと聴いていられる音楽があります。
例えば、私にとってブルース・スプリングスティーンとか山下達郎さんとかは勝手に師匠と思っている人ですから、どの曲も聴き流せません。歌い方、メロディー構成や歌詞、アレンジが気になって、おちおち運転していられません。
自室にて真剣に聴く音楽です。その反対に、この声に包まれていると気持ちいいなーと感じる音楽があります。
いつまでも聴いていられる音楽。
ボズ・スキャッグス。アメリカが生んだAORアーティストの世界的な宝飾品ミュージシャンです。
代表曲は敢えて語る必要も無いスタンダード【We’re All Alone】。
このアルバムに参加したミュージシャンがのちにTOTOを結成するストーリーはあまりにも有名です。

ヴェリー・ベストがリリースされています。
ずっと乗っていられる車の中で、たっぷりと、彼の繊細でキラキラした宝石のような音楽に浸って下さい。