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自動車のスピードメーターは180kmまであるのに、制限速度はなぜ100kmなのか

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スピードメーター

皆さんは180kmまでスピードを出した事ありますか笑?
なかなかそんな経験はないかと思います。サーキットで走る、海外の広い荒野で走るなどそんな場所でしか難しいかと・・・なんと言っても、公道での法定速度は100kmが限度になっています。なぜ100kmなのか。メーターは180kmまであるのに。

【目次】
1.そもそも車の速度とは?
2.スピードメーターと車の構造

1.そもそも車の速度とは?
車の速度に関しては3種類の呼び方があります。それぞれ意味が異なりますので覚えておくと役立つかもしれません。
①最高速度
②指定速度
③法定速度

この3つは法令か政令か、速度を示す標識があるかないかで呼び方が変わってきます。
それに沿って上記3つを説明したいと思います。

①最高速度
法令の下で車両が出すことができる速度の上限を“最高速度と呼びます
これを超えた速度で走行した場合には速度超過として交通違反になります。道路交通法22条にその文章が載っております。

【道路交通法第22条第1項より】
「車両は、道路標識等により、その最高速度が指定されている道路においてはその最高速度を、その他道路においては政令で定める最高速度を超える速度で進行してはならない。」

②指定速度
速度の上限を道路標識や道路標示により指定したものを指定最高速度と言います。原則として車両は法定最高速度を超えない速度で通行する義務がありますが、道路標識等によって速度指定が行われている場合は指定最高速度が優先になります。

③法定速度
政令により定めたものを法定最高速度と呼びます。
道路標識による最高速度の指定がない限り車両はこの法定最高速度に従う義務があります。法定最高速度は車種により決まっています。

2.スピードメーターと車の構造
さて、速度が100kmで制限されているのは法律で定められているということでしたが「じゃあ、スピードメーターは110kmとか120kmとかちょっと超えたぐらいで作っておけばよかったんじゃない!?」と思う方もいるかと思います。
実は、スピードメーターが180kmまである理由は、「勾配と重量」に関係があります。

坂を上ったり重い荷物を運ぶ際、車はかなりのエネルギーを使います。メーター上は80kmでも実はそれ以上の速度を出す程パワーが必要になります。

坂道や重い荷物を乗せたり、多人数で乗ったりするときにも、速度の維持や、交通のさまたげにならないように余裕が必要です。そして、加速して危険をさけなければいけないこともあるため、制限速度以上の速度が出るようになっています。仮にメーターが100kmのままですと、それ以上速度が何km出ているかが分からないため、非常に危険です。
「自分が100km以上出している。」という意識を持つためにも、スピードメーターは余裕を持った速度の表示になっています。
他にもいろいろと諸説あるようですが、この理由が一番納得しました。

【おわり】
180kmまでスピードメーターがあるからと言って、そこまで出すのは絶対に止めてください!!捕まれば、一発免許取り消し。そして何よりも危険です。
指定最高速度や法定速度もしっかり守り、周りが走りやすい環境を維持するのもドライバーの役目です。