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映画で見たあの名車も展示。クルマ文化がまるごと分かるトヨタ博物館|トヨタ博物館(その1)

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トヨタ博物館

クルマは馬の代わり!?クルマ文化が花開くまで

トヨタ博物館イメージカラーの赤が配色されたお洒落な本館に着き、玄関を入ると広々としたエントランスが出迎えてくれます。入場受付を済ませて、いよいよ中に入ります。
こちらは世界でも珍しい名車をおよそ160台展示する博物館です。クルマファンにはメジャーな場所ですが、実は愛知県に住みながらもなかなか来る機会がなく、訪れるのは初めて。どんな名車に出会えるのか、楽しみに来ました。トヨタ博物館デビューの今回は無料のガイドツアーに参加して、見どころを逃さず見て回ります。

〇ガイドツアー(無料 日本語のみ)本館10:15~、14:00~、新館13:00~
〇ご予約ガイドツアー(無料 日本語、英語)事前申し込みです。

トヨタ博物館

子ども達には「クルマたんけんマップ」でスタンプラリー!

このクルマはどこにあるかな?小5の娘も、楽しそう!と目がキラキラしていました。楽しみながら館内が回れます。

スタンプラリー クルマたんけんマップ 豊田博物館

まずは黎明期から

「馬の代わりになる新しい乗り物を作り出そうとしました。」え、クルマは馬の代わりに生まれた!?そんな驚きの中、3台を紹介してくれました。 

ベンツの三輪車
ガソリン車…1886年に作られた、ガソリン自動車の第1号といわれるベンツの三輪車。ベンツ パテント モトールヴァーゲン“レプリカ”(1886年・ドイツ)
スタンレーの蒸気自動車
蒸気自動車…ロゴがお洒落なスタンレーの蒸気自動車。振動も少なく、高速走行が出来たそうです。スタンレー スチーマー モデルE2(1909年・アメリカ)
ベイカー エレクトリック
電気自動車…航続距離は約40kmで操作が楽な点が女性に人気だったそう。ベイカー エレクトリック(1902年・アメリカ)

このラインナップ、あれ、と思いませんか?電気自動車ってクルマ文化初期から存在していたのですね。ガソリン車普及の勢いに押されて衰退したそうですが、先人たちの創造性に感心しきりです。1900年代にはハイブリッド車も登場していました。

車画像 豊田博物館

欧米車が動力源を競っている時代、日本は人力で頑張っていました。

豪華、造形美、機能美、流線型….クルマは時代の最先端

次々と見ていくと気が付くのは、クルマと共に展示されたかっこいいポスターや古い写真のバックパネル。時代背景も分かるように工夫してあります。

車展示 トヨタ博物館

流線型時代に興味津々。

当時のスタイリッシュなポスターと共に。

当時のスタイリッシュなポスターと共に。

なんてゴージャス!!馬車みたいなのもこの時代ならでは。

なんてゴージャス!!馬車みたいなのもこの時代ならでは。
ちなみにシートはミズヘビの革で出来ています。

このトヨタ博物館の記事は全4回となっています。次の第2回もお楽しみにー!!

(その2)へ続く→

CAR&編集部

カーライフマガジン編集部