タイヤの空気圧をチェック!どのぐらいが適正なの?

- 2017/07/29 カンドーメンテナンス, タイヤ, 燃費
自分が乗っている車のタイヤの空気圧がどのぐらいが適正かご存知ですか?
いつも整備工場でやってもらうので実は分からない・・・なんて方も多いのではないでしょうか。また、タイヤの空気圧が低いとどうなるのか、高いとどうなるのか。
高い場合と低い場合で発生しやすい現象も違ってきます。
【目次】
1.タイヤの指定空気圧とは
2.タイヤの空気圧が低いとどうなる?
3.タイヤの空気圧が高いとどうなる?
4.タイヤの空気圧の補充期間
1.タイヤの指定空気圧とは
適正な空気圧ですが、実は車のある部分にステッカーで貼ってあります。
ここです。
運転席側のドアを開けた部分にこのようなステッカーが貼ってあります。
指定空気圧は「kPa」キロパスカルで表記されている部分です。
この車の場合、タイヤの指定空気圧は前後輪230というのが指定空気圧となっています。
この数値が適正というわけです。
車種によって表示箇所が若干違いますが、目立つように記載してあるので簡単に見つけられるはずです。また、この車の場合は前後輪とも同じ空気圧ですが違う場合もあります。
ではどのように空気圧を測るのか。
これは「エアゲージ」という計測器を使って測ります。
このエアゲージですが、Amazonの場合安いもので約600円ぐらいで購入可能です。https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%83%A2%E3%83%B3-%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%82%B8-%E3%83%A9%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%88%E4%BB%98-%E6%9C%80%E5%A4%A7%E6%B8%AC%E5%AE%9A%E5%80%A4500kPa-6781/dp/B002BNFFHC/ref=sr_1_4?s=automotive&ie=UTF8&qid=1500360754&sr=1-4&keywords=%E8%BB%8A%E3%80%80%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%82%B8
2.タイヤの空気圧が低いとどうなる?
タイヤの空気圧が低いとどうなるのか。ここではその現象をまとめました。
・燃費が悪くなる
タイヤの転がり抵抗が増えるため、燃料をその分多く使い燃費が悪くなります。
・スリップしやすくなる。
タイヤの空気圧が低くなるとタイヤと路面が接する面積や状態が変化し、グリップ力が低下することがあります。グリップ力の低下は、急ブレーキ時の停止する距離を長くしたり、カーブした際に外側にタイヤが滑ることにつながります。
・ハイドロプレーニング現象が発生しやすくなる。
・バーストする可能性がある。
・縁石などに乗り上げた場合に損傷することがある。
・タイヤの寿命が短くなる。
タイヤの端の部分が先に摩耗し、本来のタイヤの性能が発揮できないため、タイヤの寿命を短くしてしまいます。
3.タイヤの空気圧が高いとどうなる?
では、タイヤの空気圧が高い場合はどうなるのか。まとめました。
・路面の段差などの衝撃が伝わりやすくなり、乗り心地が悪くなる。
・タイヤの中央部分だけがすり減りやすくなり、タイヤの寿命が短くなる。
タイヤの真ん中だけが地面に接する形になりますので、抵抗が減る分多少燃費が向上しますが、タイヤが真ん中だけ減る形になり、タイヤの寿命が短くなります。
・キズを受けやすくなり、バーストの可能性も。
タイヤの空気圧は低い方がデメリットが大きいように感じます。
4.タイヤの空気圧の補充期間
では、いったいどれぐらいの期間でタイヤの空気圧を補充したら良いのか。
実は1カ月あたり約10%も空気圧は減っていくと言われております。
ですので、1カ月に1度は空気圧をチェックして補充するのがおすすめです。
長距離ドライブの場合は、出かける前に一度チェックし補充してから運転した方が良いです。
【まとめ】
・マイカーの指定空気圧はドアを開けた部分にステッカーが貼ってあるいのでそこで確認できる。
・タイヤの空気圧をチェックするには、エアゲージを使う
・タイヤの空気圧は1カ月間に約10%減るので、1カ月ごとに点検するのをおすすめします。