ご存知でしたか?ナンバープレートのひらがなと色の秘密

※2017年9月30日「ナンバープレートの色の違い」追加
普段あたりまえのように見かけるナンバープレートですが、ナンバーの前についている「ひらがな」はどういう意味なんだろうと、疑問に思ったことはないでしょうか?
「そんなの適当につけているでしょ!」と私は思っておりました。(つい数年前です)
実はそれぞれのひらがなには意味があった!、使ってはいけないひらがなもある!?
今回は秘密を紐解いていきます。
使用されているナンバープレートのひらがな
現在ナンバープレートで使用されているひらがなですが、普通車の場合と軽自動車の場合、さらに自家用と事業用で違いがあります。
・普通自動車の場合
事業用は「あいうえかきくけこを」の10字
自家用は「さしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆらりるろ」の31字
レンタカーは「われ」の2文字
駐留軍人用車両は「よ、EHKMTY」の ひらがな1文字、アルファベット6文字
希望ナンバーは「さ」~「ろ」
・軽自動車の場合
自家用は「あいうえかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆよらるろ」の40文字
事業用は「りれ」の2文字
レンタカーは「わ」の1文字
駐留軍人用車両は「A、B」のアルファベット2文字
ナンバープレートで使ってはいけないひらがな
ナンバープレートに使用するひらがなは普通乗用車と軽自動車、更には自家用や事業用、レンタカー、軍用車両で分けられているのが分かりました。
多くのひらがなが使用されていますが、ナンバープレートのひらがなで使ってはいけないものがあることをご存知でしたか。
「お」「し」「へ」「ん」は使われておりません。
「お」は「あ」と勘違いされる可能性があるために使用されていません。
「し」は「死」を連想させるので印象が悪いです。
「へ」は人から出るガスを連想させるのでNGという事です。
「ん」は発音しづらいため使用されておりません。
「し」と「あ」は分かりますが、「へ」「ん」は言われてみればそうかなという理由だなと思いました。
皆さんはご存知でしたか?豆知識として、何か面白い話しないって無茶ぶりされた際に話してみてはいかがでしょうか。(ウケるかは保証しません)
ナンバープレートの色の違い
ナンバーのひらがなに続いて、疑問に思ったのがナンバープレートの色です。
なぜ違うのか。同じ軽なのに色が違ったりしますし、好きなようにカスタマイズできるの!?実は車の登録や用途によって色が違います。
ナンバープレートは一般的には4種類に分けることが出来ます。
【白ナンバー】
ナンバープレートの中で最も一般的なのがこの白ナンバーです。
プレートの配色は白地に緑色の文字で書かれたものになっております。
白ナンバーが意味するのは、自家用車(普通車)・商用車です。
【黄色ナンバー】
黄色ナンバーは、白ナンバーと同じくらいに見かけるナンバープレーかと思います。
街中では黄色ナンバーをつけている車の方が多いかもしれませんね。配色は黄色のプレートに黒文字です。
黄色ナンバーは、自家用軽自動車を意味しております。
【緑ナンバー】
日々運転しているとトラックやタクシーでこの緑ナンバーを見かけるかと思います。
ナンバープレートの配色は、緑のプレートに白文字となっています。
緑ナンバーは、営業・事業用の車に取り付けられ、運送など運転をすることで利益を出している車に対して取り付けられるプレートです。
例としては、トラックやタクシー・パス・霊柩車などが挙げられます。
【黒ナンバー】
皆さんは黒ナンバーを見かけたことはありますか?
紹介している4つのナンバープレートの中では一番見かけることの少ないプレートなので、運転中に見かけた方はレア?かもしれません。
黒ナンバーの配色は、黒プレートに黄文字になっております。
意味合いは軽自動車の営業・事業車です。
介護福祉タクシーや赤帽・宅急便の軽トラックなどが黒ナンバーにあたります。
ひらがなの秘密やナンバーの色は日常的にはそれほど活用できませんが、覚えておいて損がない知識です。お子さんがいる方で、こどもの「なんで攻撃」の際に使ってみては。