雨の日、お出かけの前に…お薦めの1曲。(前半)

- 2017/06/28 カンドーミュージック, ドライブ
雨の季節です。日本では雨に様々な種類があります。
例えば霧雨、俄雨、氷雨、時雨。それから、春雨、秋雨に代表されるように、雨は季節や時期を現す言葉でもあります。
欧陽菲菲さんのデビュー曲『雨の御堂筋』。
冒頭の歌詞に“小糠雨降る御堂筋”とあります。小糠雨は春先に降る霧雨のことですから、この歌は春の歌だと言うことがわかります。
梅雨のこの時期ですと“入梅”なんて言葉があります。梅雨に入ることですね。
同じ意味で“栗花落(ついり)”なんて言葉があります。
この時期は栗の花が散るからなのでしょう。
梅雨が明ける頃の雨は“送り梅雨(おくりづゆ)”と言います。
梅雨が明けたと思ったら、また雨が続くことを“戻り梅雨(もどりづゆ)”と言います。
5月に降る雨のことを“五月雨”と言うのかと思っていたら、旧暦の5月ですから、まさに梅雨の雨のことでした。
四季がある日本。そしてそこに暮らす日本人の豊かな感性に改めて感動です。
さて、この時期だからと言う訳ではありませんが、雨の名曲をご紹介します。今回は日本を代表するデュオです。