コモエスタ・セニョリータ

- 2019/06/26 カンドーミュージック
先日、ある女性がこう言っていました。
『ちょっと前まではお姉さんと言われていたのに、最近ではおばさんとしか呼ばれない』。
アメリカでは、アンクル○○、アンティ○○と言えば、もちろん自分のおじさん、
おばさんも指しますが、身近にいる目上の方を、親しみを込めてそう呼んだりもします。
しかし日本語になりますと、おじさん、おばさんは何となく、
歳をとった人のことを小馬鹿にしているように聴こえてしまいます。
男女の表記ですが、日本の公文書には男性か女性かに、記しをつける欄があります。
アメリカの公文書にも、名前の横にmale(男性)かfemale(女性)かを記す欄があります。
文書によってはミスター、ミセス、ミスに記しをつけるものもあり、ミセスとミスの差は結婚しているかいないかですが、いつからか『ミズ』と言う、配慮した表現も使用されています。最近では、ミスターとミズに記しをつける文書もあるようです。
さて、スペイン語です。私自身も長い間、未婚女性をセニョリータ、
既婚女性をセニョーラと理解していましたが、これは誤りでした。
最近仲良くなったスペインの方によりますと、それは自分で決めることではなく、呼ぶ人が決めることだそうです。
しかも、日本のお姉さん、おばさんとは真反対で、スペインの女性は、セニョリータと呼ばれるよりもセニョーラと呼ばれる方が嬉しいそうです。
つまり言葉の持つ意味なんですが、セニョーラは大人の女性、それに対してセニョリータはまだまだ未熟。半人前ってことなんだそうです。セニョリータと呼ばれて喜んでいる様じゃ貴女もまだまだねってことです。
Shawn Mendes Camila Cabello【Senorita】
さて、カナダはトロント出身、若干20歳でありながらも、
シンガーソングライターでありモデルでもあるショーン・メンデスが、
アメリカはマイアミ出身のこちらも若干22歳のシンガーソングライター、
カミラ・カベロとコラボレーションしたナンバー【Senorita】。
こちらからはその他のメディアでも再生可能です。
https://senorita.lnk.to/OutNow
マイアミの海を舞台に、若い2人のシンガーが、熱く気怠くそして妖艶に、火傷をしそうな恋物語を歌います。
サファイア色の月明かりの下、僕たちは何時間も砂の上で踊った。
今年の夏の1曲にどうぞ。