情け無い自分と会った夜には…。

- 2019/06/19 カンドーミュージック
若い頃に冒した恥ずかしい言動を思い出して、叫びだしたくなること、無いですか?
若気の至り、と言ってしまえば簡単ですが、
ふと何かの拍子に、昔しでかした恥ずかしい出来事を思い出し、
『何であの時、あんな事をしたんだろう』、『何であの時、あんな事を言ったのだろう』と、
今更ながら、穴があったらあの時の自分を入れたいと、
引きつった笑いを浮かべながら反省し、その場に居合わせた友人や知人が、
どうかその出来事を忘れてくれていますようにと、心から願う時があります。
先日も学生時代の友人2人と再会する機会があり、
1人は頻繁に会うものの、もう1人は35年ぶりの邂逅。
昔話に花が咲くのは当たり前で、
1軒目から2軒目へと流れ、すっかりメートルも上がった頃 (メートルが上がるとは、よく飲んだ、と言う意味ですが、間違いなく死語です) に、
さりげなく、本当にさりげなく、学生時代、2人が居合わせた時に私がやらかした、
ある恥ずかしい出来事の話を持ち出してみると、何と35年ぶりに会った友人がそれを覚えており、
それどころか、『俺が学生だった頃に、こんなバカしたヤツがいてさ』、
と自分の会社での飲み会の席で、何度となくその話を持ち出していたらしく、
それを聞いて改めて、自らが冒した消し難い愚行を反省したものでした。
5 Seconds of Summer
楽しくも情けない、過去の恥ずかしい自分と再会した夜は、オーストラリアのポップ・ロックバンド、
『5 Seconds of Summer』、略して5SOS(ファイヴ・ソス)の3rdアルバム【Youngblood】を聴きましょう。
5 Seconds of Summerと言うバンド名もノスタルジックな匂いをプンプンさせてGOODですが、
このアルバム【Youngblood】は実に秀逸な1枚です。2019年の夏を過ごす1枚に加えてください。
アルバムタイトルの【Youngblood 】、
そしてアルバム収録曲の【Lie to Mie】の2曲を、ミュージック・ビデオでご覧下さい。
若かった頃の自分へレイドバックしてくれる内容です。
【Youngblood 】ミュージックビデオ
【Lie to Mie】ミュージックビデオ
怖れるものなど何も無かったあの頃。
自分自身を信じて疑わなかったあの頃。
後先を考えず、他人の気持ちに背を向けていたあの頃。
馬鹿をすることこそ、乱暴することこそが男だと思っていたあの頃。
Youngbloodは、『血気盛んな若者達』と言う意味です。