シンプルだから美味い。シンプルだから沁みる。

- 2019/03/20 カンドーミュージック, グルメ
若い頃はよく、飲んだ後の締めにラーメンを食べました。
締めのラーメンなのに、出来上るまでの間にまたビールを飲み、
その挙句にコッテリしたラーメンを食し、
帰宅した途端に寝ると言う、おそろしく身体に悪いことを繰り返していました。
最近はさすがにラーメンは避けていますが、何故か、飲んだ後は夜マックしたくなります。
マクドナルド
今や世界120ヶ国で食べることの出来るマクドナルド。日本でも、各街に当たり前の様に存在します。
マクドナルドが日本に来た時のことをご存知の方は私と同年代です。
1971年7月20日。
東京は銀座。
ゴールデンアーチと呼ばれる、Mのブランドシンボルを掲げて、マクドナルドはオーブンしました。
メニューはハンバーガーとチーズバーガー、ビッグマックにポテト、アップルパイもありました。
歩きながら食べられ、合間にポテト、そしてコーラ。
カジュアルなスタイルはとにかくお洒落でした。
初日の集客は1万人以上。
売り上げは100万円を突破。
1年後には1日の売り上げが222万円を突破。
1店舗における1日の売り上げとしては世界記録と言う快挙を成し遂げました。
私もオープン初日に食べました。
その記憶が未だに抜けないのか、マクドナルドのメニューで私が最も好きなアイテムはノーマルな『ハンバーガー』です。
あの100円のヤツ。
日本各地でグルメバーガーと呼ばれるゴージャスバーガーが主流の現代ですが、
あのシンプルな内容こそ、飲んだ後にちょうど良い締めになるのです。
セレーナ・ゴメス【Only You】
今回はそんなマックのハンバーガーにも似た、シンプルなれど、誰からも愛される、
だからこそ折々にカヴァーされる名曲をご紹介します。
曲名は【Only You】。
オリジナルはイギリスのポップデュオ『ヤズー』。
その後、同じくイギリスのアカペラグループ『ザ・フライング・ピケッツ』がカヴァーして再ヒット。
2017年には、あのセレーナ・ゴメスがカヴァーしてヒットしています。
時代を超える切ないメロディーと切ない歌詞が沁みます。
さて夜マック。
酔っていても気の弱い私は、『100円バーガーを1つ』と言えず、つい2個。ポテトにコーヒー。結局のところ、食べ過ぎに至るのです。