J-POP界にも新たな春の兆し

- 2019/03/09 カンドーミュージック
すっかり春めいて来ました。
先日、車で移動中、突然、私の視界に菜の花が飛び込んで来ました。
菜の花は群生します。菜の花の黄色い絨毯を見た瞬間、何故か穏やかな優しい気持ちになりました。
イエローカラー
この感覚は向日葵を観た時にも同様に感じます。黄色は暖色ですから、人の気持ちを穏やかにする色彩なのです。
バナナも黄色です。更に黄色は太陽をイメージします。人に喜びや明るい希望をもたらす色だと思います。
映画『幸せの黄色いハンカチ』は、夫婦が困難を乗り越えて愛情を育む名作で、黄色いハンカチはラストの重要なアイテムです。
新幹線電気軌道総合試験車、通称『ドクターイエロー』の黄色い車両を見かけると幸せになれると言う都市伝説も生まれました。
ハワイでは古来より神性な色とされ、カメハメハ大王は、黄色い鳥の羽根で編まれたマントを纏っていました。
そんなHAPPYカラーの黄色ですが、そこに黒が混じるとニュアンスが変わります。
例えばトラの縞模様。踏切や工事現場でも黄色と黒のラインを見かけます。
この色の組み合わせは危険を表現するものが多いようです。
黄色と黒のラインを持つものには蜂もいます。菜の花の季節は蜂も舞い始める季節でもあります。
女王蜂【火炎】
今日は蜂のナンバーです。アーティスト名は『女王蜂』。
大注目のバンドです。
4人組なれどメンバーの本名、生年、性別、国籍などはすべて未発表。
しかし、この4人の独特なミュージック・ワールドにはそのような個人データなど必要ないのかも知れません。
新曲【火炎】をお聴き下さい。
そしてミュージック・ビデオをご覧ください。
楽曲、ヴィジュアル、そしてマシンのような高音を操るヴォーカルなど、すべてが彼ら独特なスタイルです。
それは国籍だけでなく、時代をも超えています。洋楽と邦楽の混在。
平成から新元号に変わろうとしているこの時代のグルーヴに、どことなく懐かしい昭和のグルーヴが混ざります。
グローバルな最新クオリティの映像にどことなく和のテイストが混ざります。
とにかくお聴き下さい。聴けばわかります。
まさに蜂の一刺し。
しかも女王蜂の一刺しはかなり強烈です。