【タイヤ交換】スタッドレスタイヤやパンクに備えて

- 2019/01/17 カンドーメンテナンス, タイヤ
パンクしても、どのようにタイヤ交換してのか分からない!!
スタッドレスタイヤへ交換したいけど自分ではできない・・・
自分でタイヤ交換をしたことが無い、と言う方も多いのではないでしょうか?
特に定期的に履き替えるスタッドレスタイヤは整備工場や専門店で行うと工賃が発生します。
どうせなら休みの日に自分でできたらいいですよね。
今回は、いざというときのために、安全なタイヤ交換方法を復習しましょう。
目次
【タイヤ交換】ドライバーにとって必須技術!
車に乗っている以上、いつ必要になるかわからないのがタイヤ交換です。
パンクによるスペアタイヤへの交換や、急な積雪でスタッドレスタイヤへの交換、
自分でできるのに越したことは無いです。
知識では知っていても意外としたことのないタイヤ交換方法を復習!
タイヤ交換に必要な工具の確認
車載工具の確認が必要です。
車には、ジャッキとホイールレンチ、スペアタイヤが積んであります。
※積んでいない車もあります。
いざという時あわてない為に、自分の車で置き場所を確認しておきましょう!
セダンなら、トランクの底のボードをはがすと見つかる事が多いです。
見つからなければ車の取扱説明書を見て探しましょう。
標準では搭載されていないですが安全確保の為に輪止めがあるとベストです。
ぜひ用意してください!
ジャッキアップ前に安全確保
ジャッキアップした車は不安定です。
必ず平らで安定した場所で作業してください。
人が乗ったままよりも、降りて安全な場所で待っていてもらう方が安心です。
基本的にはエンジンも停止して、サイドブレーキを引き、シフトをPレンジ
(マニュアル車ならバックギア)にしておきます。
前輪を交換する時は後輪に、後輪交換の時は前輪に輪止めをして固定します。
ジャッキアップは慎重に
まずはアップする前にタイヤのホイールナット(ホイールを固定するねじ)を、
ホイールレンチ(L字型のスティックみたいなの)を使って少し緩めます。
固くて緩まない場合は、ナットレンチの柄が真横より上になるようにナットにはめて、
柄を両足で踏んで緩めると良いです。
ジャッキアップポイントにセット
ジャッキはジャッキポイントにセットしてください。
ドアよりも更に下の部分、両サイドの前輪と後輪の間に、前後2ヶ所ずつ用意されています。
横からのぞいて切り欠きが2個あったらその間に、1個の場合はその場所にジャッキを置きます。
ポイントを間違えると、ボディがゆがんだり、重大な事故につながったりするので注意!
慎重にジャッキの受け皿の溝とジャッキポイントの場所を合わせたら、
ジャッキの先端の穴にジャッキのハンドルを通してくるくる回しながらジャッキを上げていきます。
※途中、傾きや揺れなどの異常が無いか気を配ること
タイヤが5センチほど地面から浮いたらストップ、ナットを緩めてタイヤを外します。
外したタイヤは、万一ジャッキが外れても車体が破損しないように、車の下に寝かせておきましょう!
スペアタイヤをはめる
スペアタイヤのホイールの穴とボルトの位置を合わせてはめます。
ホイールナットをまずは手で回し、次にホイールレンチで軽く締めて仮止めします。
ネジを締める時は対角上に順番に締めてください。
車の下に置いたタイヤをどけて、ジャッキを回しながら静かに車を下におろします。
ジャッキが外れる所まで下ろしたら、ホイールレンチでナットを締めつけます。
両手でギューっと締めれば大丈夫です。
緩める時のように全体重をかけてしまうと締め過ぎでネジ山を傷めることがあるので要注意!
タイヤ交換が楽になる便利グッズ
あれば作業を助けれくれるグッズです。
油圧ジャッキ
軽くレバーを上下するだけでジャッキアップできるすぐれもの
クロスレンチ
十字型のレンチで、これがあるとホイールナットの脱着が楽チン
軍手
タイヤ交換で手が汚れたり、冬の作業では防寒にと必須!
最後に
自分でできればもちろんいいけど、タイヤ交換は中々の重労働。
タイヤは命を預かる重要な部分でもあるので、いざという時以外はプロに任せる、
というのも選択肢の一つです。
タイヤ交換に資格は要りませんが、信頼のおけるプロの整備士がいる整備工場なら更に安心。