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先進技術で進化する車たち

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近年の自動車技術は、めざましい進化を遂げています。
今回は、進化する車とその整備についてのお話です。

電気自動車、自動運転車・・・
2020年、2030年の未来には先進技術を搭載した車が続々登場し、市場も大きく変わっていきます。

 

先進技術で進化する車たち

自動ブレーキ、ふらつき防止、レーンキープなどの安全技術や運転支援技術。

これらの技術は実用化が進み、市販車への搭載が拡大しています。

自動ブレーキに至っては、新車への搭載率は約8割を占めるており、
ハイブリッドや電気自動車のシェアも年々拡大しています。

 

先進技術を活かすために欠かせない事はなんでしょうか。

せっかく搭載された先進技術でも、いざという時に作動しなければ意味がないです。

 

では、確実に機能するためにはどうしたらいいのか?

やはり整備や点検。

必要なのは定期的なメンテナンス、これはいくら車が進化しても変わらないです。

 

それぞれの技術と、車の状態に合わせた適切なメンテナンスを行うことが大切になってきます。

 

先進技術搭載車はディーラーでしか整備できないの!?

エンジンオイル交換

先進技術のメンテナンスには、メーカーの定める「整備要領書」が必要になります。

それだとディーラーでしか整備ができなのでは・・・!?

いいえ、日本自動車整備振興会(日整連)にはメーカーの情報を集めて

自動車整備工場に提供するシステムがあるので、損害保険会社からも情報を得ることが出来きます。

 

電子制御の状態を読み取る「スキャンツール」も、メーカー独自のものに加え、

幅広いメーカー・車種に対応したものが普及しているのでご安心ください。

ディーラーではない整備工場でも、同レベルのメンテナンスをする事ができます。

メンテナンスをするのは最終的には人。

先進技術を支える自動車整備士です。

これらのツールを使い、実際にメンテナンスを行うのが自動車整備士。
進化する技術に対応していくために自動車整備振興会では、
新技術に対応した整備士向けの研修を開催しています。

 

スキャンツールの使い方から、
先進技術の仕組みの解説とそれを踏まえた整備技術まで、段階を追った充実の内容が受講できます。

こうして技術を習得した整備士が整備工場でメンテナンスを行うので、安心して任せられます。

 

自動運転の時代はすぐそこに!

日本に新しい移動・物流革命を生み出すと期待される自動運転。

技術はもちろんですが、政府では自動運転に適応した法整備も進めています。

2020年の実用化に向け、着々と準備は進んでおり、

まずは高速道路で、そして決められたルートで、自動運転車を見られる日も近いです。

 

最後に

どんなに時代が変わっても、やはり人の手によってしか支えられないものはあります。

自動車整備もその一つです。

自動車の先進技術を活かすためのメンテナンス、忘れないでください!

 

CAR&編集部

カーライフマガジン編集部