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秋のドライブ最強ソング

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気持ち良く晴れた日なら、暑過ぎもせず、それほど寒くもないこの時期。

ドライブには最適です。
先日、晴天の下、2時間程の爽快ドライブを体験し、快適な移動時間を過ごしました。

 

 

アレサ・フランクリン【Freeway of Love】

 

ここのところ車では、喪に服す意味で、クイーン・オブ・ソウル、この8月に76歳で亡くなったアレサ・フランクリン姐さんのナンバーを聴いています。

その中に、すっかり忘れていましたが、これほどドライブにふさわしい曲があったのか、と言う1曲に再会しました。

タイトルは【Freeway of Love】。
1985年の作品です。


We goin’ ridin’ on the freeway of love  (2人で突っ走る 愛の高速道路)

Drop the pedal and go,go,come on baby,go.do it for me now

           (ペダルを踏んでGO!GO!GO! 私にためにスピードを上げて)

 

この曲には忘れられない想い出があります。

1980年代後半、アメリカには『Studebaker’s』と言うディスコがありました。

Studebakerとは、1850年代から1960年代のおよそ100年、馬車から電気自動車、そしてガソリン車へと駆け抜けた、ペンシルベニアのスチュードベイカー兄弟によって創立された自動車カンパニーです。

その『Studebaker』をテーマにしたディスコが『Studebaker’s』。
店の中にはドーンとStudebakerのカーモデルが据えられていました。

 

 

Studebaker’s


私はホノルルの『Studebaker’s』によく行きました。
アメリカンダイナーのテイストを持った、クラブではなく、あくまでもディスコ。

選曲はアメリカンロックが中心です。

強烈な記憶として残っているのが、ある曲がかかると、それまで、お客さんがオーダーするお酒をつくっていたバーテンダーのお兄さん達や、お客さんのもとにお酒を運んでいたウエイトレスのお姉さん達が全員、
やおらカウンターに登って、曲に合わせて同じ振り付けで踊り出すのです。

強面のバーテンダーも、少し体格の良いウエイトレスも、みんなで合わせてダンスです。

そして、その曲こそ、アレサ・フランクリン姐さんの【Freeway of Love】です。

実は『Studebaker’s』、日本にもありました。
大阪は梅田に、あのミスター・ドーナツてお馴染みの、ダスキンさんがハンドリングし、
80年代後半から90年代頭にかけて営業されていました。

この曲のダンスタイムもあったそうです。

 

『Studebaker’s』とアレサ姐さんを偲んで、お天気ドライブには【Freeway of Love】。

CAR&編集部

カーライフマガジン編集部