【12ヵ月点検】車にとって重要な点検!

- 2018/09/22 カンドーメンテナンス, 車整備
ハガキで「まもなく12ヵ月点検です」って送られてくる事があると思います。
「聞いたことはあるけど、受けたことは無い」っていう人が多い12ヶ月点検。
でも、実はこの12ヶ月点検、車にはとても大事なんです!
実際にどのような内容なのかを説明したいと思います。
【12ヵ月点検】車にとって重要な点検!
12ヶ月点検は法律で義務付けられた点検です。
自動車ユーザーは必ず受けなければならないですが、
でも受けなかった場合の罰則がないので、受ける人が少ないのが現状です。
12ヶ月点検の重要性
車検は2年に1回しかないありません。
せめて1年に1回は点検を受けて、不具合を早く見つけたいです。
オイル漏れや故障箇所を早く見つけて早く直せば、修理代は安く済みますし、車の寿命も延びます。
ブレーキやタイヤの不具合が原因で起きる事故の防止になります。
車検の時には問題無かった消耗品の残量も、1年1万キロ走行すればかなり減っているはずです。
12ヶ月点検は、ブレーキを分解しなければわからない不具合
(ブレーキオイルの漏れやスライドピンの固着など)を発見するチャンス!です!
12ヶ月点検の点検項目
①エンジンルームの点検
ベルトの緩みや損傷、プラグの状態、冷却水の漏れ など
②室内点検
ブレーキの効き、パーキング・ブレーキの効き、踏み代 など
③足廻り点検
液漏れ、ライニングやパッドの摩耗、タイヤの損傷 など
④下回り点検
オイル漏れ、連結部の緩み、パイプやマフラーの腐食・損傷 など
シビアコンディションの場合は要注意!
条件の厳しい使い方(シビアコンディション)の場合は更に12ヶ月点検が重要になってきます。
シビアコンディションは部品の劣化が標準的な使い方の場合よりも早くなるのでそ早めの点検・交換が必要です。
シビアコンディションの条件(いずれかが走行距離の30%以上だと該当)
①デコボコ道、砂利道、雪道等での走行が多い
②走行距離が長い(年間2万キロ以上)
③山道など、登り下りの走行が多く、ブレーキを多く使う
④8キロ以下の短距離走行が多い
⑤低速走行やアイドリングが多い
最後に
12ヵ月点検の真価は不具合の早期発見にあります。
早く見つけて早く直す、これこそ安全・安心・快適なカーライフの真髄です。
健康診断と同じ、車も1年に1回は点検を!それが12ヶ月点検なんです!
自分で車のメンテナンスをしている人でも、ブレーキの分解までしている人は少ないはず。
また、車のメンテナンスを知っている人ほど、12ヶ月点検を受けている人が多いんですよ。
12ヶ月点検をきちんと受けて、安心・安全なカーラーフを送ってくださいね。