この夏、極上の…。

- 2018/08/08 カンドーミュージック
2018年の夏は、『危険な暑さ』と言う言葉が生まれました。
確かに今年は大変な暑さです。35度以上の猛暑が当たり前になり、
40度超えも珍しいことではなくなりました。
まさに『暑さ』と言う災害に見舞われている日本です。
SPiCYSOL【Mellow Yellow】
『酷暑』もしくは『暴暑』とも言うべき忘れられない2018年の夏に、忘れられないアルバムが登場しました。
ちょいと早いかも知れませんが『ALBUM OF THE SUMMER 2018』に選びたいくらいの作品です。
アーティストはSPiCYSOL(スパイシーソル)。
男性4人組バンドです。
一言で言えばロックバンドですが、正確にジャンルを言い現すとすれば、
彼らを紹介する文章の中で時折見かける『SURF BEAT MUSIC』が1番ぴったりと来る気がします。
この夏にリリースされたセカンドアルバム【Mellow Yellow】を大至急お聴き下さい。
『SURF BEAT MUSIC』と言うジャンルがハマり過ぎるくらいの完全夏向きサウンドです。
ジャケ買い
だいたいこのアルバム、サウンドだけでなく、ビジュアルでもやられます。
私はまずジャケットで撃ち抜かれました。
イラストレーターには、あの鈴木英人氏を起用。
山下達郎さんのアルバム『FOR YOU』のジャケット、FM情報誌『FM STATION』の表紙などのイラストでお馴染み。
彼の描くデザインにはハワイやウエストコーストをイメージさせる海モノが多いのが特徴です。
この【Mellow Yellow】も、1980年代を青春時代として過ごした、
特にサーフィン大好きの元サーファーオジさん・オバさんが見たら涙モノのジャケットとなっています。

あの頃は『ジャケ買い』なんて言う言葉もありました。
素敵なジャケットに眼を惹かれて中身も聴かずにCDを買ってしまうことです。
鈴木英人さんのイラストには『ジャケ買い』のパワーがみなぎっています。
タイトルの【Mellow Yellow】も良い言葉です。
同じく1980年代、アメリカ生まれで、日本でも発売されたコカ・コーラ社の炭酸飲料『メローイエロー(Mello Yello)』を覚えていらっしゃいますか?
日本では1度販売が終了した炭酸飲料だったんですが、復活を望む沢山のメローイエローファンの声に耳を傾け、
見事販売再開となった名品です。
忘れられない暑い夏には、極上の音楽を、極上のビジュアル、爽やかな炭酸飲料と供にどうぞ。