男と女

- 2018/05/27 カンドーミュージック
小学生くらいの子供たちを見ているとよく判りますが、
同じ歳の男の子と女の子だったら、絶対に女の子が大人です。
自分の事を思い返しても身に覚えがあります。
小学生の頃も中学生の頃も、同世代の女性と比べたら、完全に私はお子ちゃまでした。
それは大人になっても変わりません。
男が、やれ仕事だ、波乗りだ、バンドだ、マラソンだ、などと、やりたいことばっかり追いかけている間に、女性は自分が愛する人を作り、その人を深く愛し、その人の子供を産み、その子供を深く愛し、家族を愛します。
もちろん男性だって家族を愛しますが、女性の愛情は、その深さや質が尋常でない、もっと大きな、並々ならぬもののような気がします。
バーブラ・ストライサンド【Woman in Love】
そんな深い女性の愛情を歌ったナンバーがあります。
1980年の大ヒット【Woman in Love】。アメリカの歌手であり、女優であるバーブラ・ストライサンドのナンバーです。
ソングライティングは、あのBEE GEESのメンバー、バリー・ギブとロビン・ギブ。ビッグネームとビッグネームのコラボレーションでした。

私は愛に生きる女
貴方をそばにおいておくためならどんなことでもする
それは私の当然の権利
叶うまで何度でも続ける
それが私の生き方だから
少し怖めに訳したかも知れませんが、内容に間違いはありません。こんな感じです。
遠く海を超えて離れていても構わない
貴方はただ私の愛を感じ、そして私は貴方の声を聴く
真実に決して嘘は無い
貴方に寄り添い
そしてすべてを捧げよう
1980年のバーブラのヒット以降も、この曲はアメリカからヨーロッパに渡り、各国でカヴァーされます。
2006年にはこの曲の作者であるロビン・ギブのプロデュースで、イギリスのシンガー、リズ・マクラーノンがカヴァーして、リバイバルヒットとなりました。
まあ、当たり前と言ったら当たり前ですが、男性も女性から産まれます。女性は男性の故郷なのです。
男性は常に女性の手の平の上にいるのかも知れません。
男性は時折、女性の前でそんなことを口にしながら良い子になります。そして男は益々女性に甘え続けるのです。
『いつかオープンカーに乗るのが夢なんだ〜』。
男って最低。