【車の異音】どの部品の交換が必要なのか判断できるかも!

- 2018/05/10 カンドーメンテナンス, 異音, 車整備
車に乗っている時に聞きなれない異音がしたことがないですか?
高い音や低い音、様々だと思います。
急に異音がしたら心配ですよね。
今回はそんな気になる音の原因を探ってみましょう。
※ここでは一般的な事例をあげています。他の要因の場合もありますので、ご了承ください。
目次
【車の異音】鳴り方でどの箇所かが分かるかも!?
足廻りから「キィー」という異音がする
ブレーキを踏んでいても踏んでいなくても音がしたら、ブレーキパッドが減っているサインです。
速やかにパッドの交換した方が良いです。
「ガリガリ」「ゴォー」としてきたら、ブレーキパッドが更に磨り減っていて危険です!
すぐに交換しないと、ブレーキローターの交換も必要になり、多額の費用がかかる場合があります。
余計な出費を増やさないためにも、早めの点検で予防しましょう!
エンジンルームから「キュルキュル」異音がする
これは「ベルトの鳴き」と呼ばれる現象です。
新品交換したファンベルトが伸びて滑っている場合はベルト調整が必要です。
また、ベルトが劣化、摩耗して張りが弱くなっている場合はベルト交換が必要です。
周辺の金属部分のサビが原因の場合は、原因を調べて解消しないと再発しますので、
整備工場で一度見てもらった方が良いです!
エンジンルームから「ウォーンウォーン」「ウィーンウィーン」と異音がする
エンジンの回転数が上がるほど高い音がしたら、ベアリング、パワステポンプ、
エアコンのコンプレッサー、オルタネーター等の損傷が考えられます。
回転によって音が出たり出なかったりする場合は、他の要因の場合もあります。
放置するとだんだん音が大きくなり、いずれは破損、走行不能になってしまいますので要注意です。
ハンドルを切ると「カタカタ」「カツカツ」と異音がする
動力をタイヤに伝えるためのドライブシャフトのジョイント部分の損傷で、ドライブシャフトの交換が必要です。
ジョイント部を覆うブーツ亀裂の段階で見つけられれば、ドライブシャフトブーツの交換だけで済みます。
定期点検や日常点検での早期発見が大切です。
走行中・アイドリング中に「カラカラ」異音がする
エンジンの振動や排気ガスの圧力、内部の腐食などでマフラーから出る異音です。
下廻りをぶつけてマフラーが変形したりすると、他の部品が干渉して異音が出やすいです。
マフラーの変形を直すか、ひどい場合はマフラー交換が必要になります。
マフラーの排気音がうるさい
マフラーに穴があいていたり、接続が緩んでいたりする場合が考えられます。
穴のあいたマフラーは道路交通法違反になります。
速やかに修理を!
信号待ちをしていると「カタカタ」「コトコト」異音がする
エンジンの振動を吸収するゴム部品の劣化によるものです。
ゴムの交換をすれば音は無くなりますが、交換する場所によっては多額の交換工賃がかかる場合もあります。
アクセルを踏み込むと「カリカリ」異音がする
エンジン内での異常燃焼や点火のタイミングのズレによるノッキング音です。
ハイオク指定車にレギュラーガソリンを入れていたり、積載物が多過ぎたりすると起きやすいです。
ノッキングはエンジンにダメージを与えるので、早めの対応をおすすめします。
最後に
一口に「異音」と言っても、早急に対応が必要なものから、安全に支障が無い
ものまで様々です。原因不明のいつもと違う音に気が付いたら、できるだけ早く
プロの整備士の診断を受けると安心です。