【よくある車のトラブル】対処法まとめ

- 2018/05/09 エンジン, カンドーメンテナンス, タイヤ, バッテリー, 警告灯
車の運転中に発生するトラブルをまとめました。
覚えておけば冷静な判断ができます。機械ですのでトラブルはつきものです。
いざという時に慌てないよう、対処法を覚えておきましょう。
車のよくあるトラブル
車には様々な警告灯があります。
油圧警告灯、充電警告灯などが点灯したら、早急に整備工場での点検・整備が必要です。
ただし、「今すぐ緊急停車が必要!」というものではないので、速やかに安全な場所に移動してから停車してください。
エアバッグ警告灯・エンジン警告灯・ABS警告灯などの点灯は、
緊急ではないものの、放置はせず必ず整備工場で点検しましょう!
エンジン警告灯は黄色と赤色があります。
赤ですと、緊急を要しますので運転するのは避けて下さい。
踏切内でエンスト!エンジンがかからない・・・
AT車の場合はMT車のようにセル・モーターの力で脱出することはできません。
シフトレバーをNに入れて、車外に出て救援を呼びましょう。
周りに人がいて押し出せる状況なら、素早く線路外に車を移動させて下さい。
移動が難しい状況なら、警報機が鳴っていなくても非常ボタンを押し、電話で鉄道会社に状況を伝えてください。
高速道路走行中にトラブル発生
まずは、急ブレーキ、急ハンドルを避け、徐々に速度を落としながら路肩に駐車します。
ハザードランプを付け、停止表示板を車の後方(30m程度後方)に置いてください。
近くの非常用電話か携帯電話で救援を要請します。【道路緊急ダイヤル#9910】
車内での待機は追突事故の危険あり、できればガードレールの外側に出て救援を待つことが大切です。
タイヤがパンクしてしまった・・・
ゆっくりスピードを落とし、できるだけ平らで安全な場所で停車します。
車載の工具でジャッキアップしてスペアタイヤと交換しましょう。
交換工具もない場合はレッカーの要請をして下さい。
また、交換方法が分からない場合は、最近ですとYouTubeにタイヤ交換の方法が動画でアップされておりますので、
それを参考にするのも一つです。
スペアタイヤが応急用の場合、パンクしたタイヤを修理して早く元のタイヤに戻してください。
タイヤ修理剤搭載の車種はスペアタイヤに交換せず応急処置をすることができます。
応急処置後はそのままにせず、整備工場で適切な修理をしましょう。
バッテリーがあがってしまった・・・
ブースター・ケーブルを他の車のバッテリーに繋いで復旧させるのが早いです。
ケーブルの接続順や接続場所など、間違えるとキケンなので充分気を付けて下さい!
ライトの消し忘れや電装品の使い過ぎなど原因がわかっている場合は良いですが、
前回の交換から2年以上経過している場合はバッテリーの寿命が考えられます。
その時はエンジンがかかっても、すぐまた上がってしまうケースが多いので、交換をおすすめします。
その他のトラブル対処法
道路が冠水:できるだけローギアで、深い水たまりを避けて通り抜けて下さい。
水没:まずシートベルトを外して待機します。
車の中に浸水して外との水圧差が小さくなった所でドアを開けて脱出します。
大地震:緊急車両の走行の邪魔にならない場所にゆっくり車を移動し駐車、
ロックせずキーは付けたまま徒歩で非難してください。
停電で信号消えた:警察官が交通整理をしている場合は、手信号に従って走行します。
いない時は、一時停止をして確認の上、速度を落として通行する。
落雷が発生:走行が危険と感じたら停車し、車外に出ず、窓を閉め、
窓枠やハンドルなど金属部に触れないようにして危険が過ぎるのを待つ。
最後に
緊急事態は起こらないに越したことはないのですが、必ず無いとも言い切れません。
いざ、となると気持ちばかりが焦ってしまうものです。
そんな時こそ落ち着いて、冷静な判断をしてください。