ぼやいてハバナ

- 2018/04/23 カンドーミュージック
1人で行動することが多い私にとって、車の中は、トイレ同様の個室です。
ですから、車の中では会社や外では出来ないことをしています。例えば大声で歌う。
ぼやき
例えば思い出し笑い。そんな中、最も多いのは『ぼやき』です。
他人から言われたことがあります。
『ったくよ~ってよく言ってますけど、口癖ですか?』
人前でも言っている以上、最早、ぼやきの域を超えているとは思いますが、
移動の際、個室となる車の中ではかなりのぼやきを口走っています。仕事上の問題、人間関係、忘れ物などなど。
自己弁護ですが、ぼやくことでストレスを発散しているのだと思います。
実は『ぼやく』と言う言葉に当てはまる漢字はありません。
言葉ってすべて漢字からはじまり、言葉の意味もその漢字が現していると思っていたので、これには少し驚きました。
意味はもちろん、不平不満を言う、泣き言を言う、と言ったネガティヴなものばかりです。
カミラ・カベロ【HAVANA】
かなり暖かくなりました。ラテンのリズムが恋しいです。
今回ご紹介する曲は、ようやく車の窓を開けるようになったこの時期にぴったりのナンバーです。
曲は【HAVANA】。
アーティストはハバナ生まれマイアミ育ちの女性シンガーソングライター、カミラ・カベロ。
自らの出世の地ハバナへの愛を歌ったこの曲で、全米チャート1位をはじめ、
世界各地のチャートで1位を獲得する大ヒットとなりました。
ビジュアル的にも美しいカミラですが、歌詞はかなりぼやいています。
『悪い男に引っかかっちゃったな〜。とんでもないヤツ。私をアトランタなんかに連れて来て。
帰りたいな~、私をハバナに連れ戻して。私の故郷のハバナ。』ってな感じの内容です。文句タラタラです。
ご存知の通り、ハバナはキューバ共和国の首都。
キューバ革命によって、半世紀以上に渡ってアメリカとの国交が閉ざされていましたが、オバマ大統領時代に国交が復活。『キューバの雪解け』と言われました。
アメリカからの定期便も開設され、いつかは行ってみたいなと思っていましたが、現トランプ政権は再び両国の関係を凍結。キューバはまたまた遠い国となってしまいました。
キューバに想いを馳せて【HAVANA】。