【知ってる人も知らない人も】自動アイドリングストップとは?

アイドリングストップ車は信号待ちをしている時などに車のエンジンを自動的に停止してくれる機能です。
ブレーキを離すとエンジンがかかり、走り出す事ができます。
アイドリングストップ車とは何か?あらためて解説したいと思います。
アイドリングストップとは?
政府が推奨してきたアイドリングストップを、自動でできるようにした機能です。
特徴として・・・
・信号待ちなど一定の条件下で、自動的にエンジンを停止する仕組み。
・アイドリングしないことで「燃費」と「環境」に効果があり、地球にやさしい。
などが主にあります。
アイドリングストップ車の搭載機能
アイドリングストップ車には、エンジンストップによって発生する問題を解決する機能が色々あります。
スタートアシスト機能
スターターモーターに掛かる負担を軽減させ、エンジンを素早く再始動させることができます。
ハンドルアシスト機能
ハンドルを回すだけでエンジンを再始動させる事ができます。
ブレーキアシスト機能
エンジンが止まっていても、坂道で後退しないようにします。
アイドリングストップ車のメリット
政府がアイドリングストップを推奨する目的は、「燃料節約」と「大気汚染防止」です。
アイドリングストップの主なメリットは次の2つです。
①燃料の節約
エンジンを停止することで、アイドリング時に消費する燃料を削減します。
②排ガスの抑制
アイドリングで排出される排気ガスを削減します。
実は、毎日1時間アイドリングストップをすると、年間2~4万円の燃料費減との報告もあるそうです!
また、エンジンが止まることで、信号待ちなどでも静かなのもメリットの一つです。
アイドリングストップのデメリット
頻繁にエンジンをON/OFFするアイドリングストップ機能搭載車ならではのデメリットもあります。
・容量の大きい専用バッテリーが必要で、バッテリー価格が高いです。
・エンジンスタート時の振動で、ゴム製のベルト類が劣化しやすいです。
・エンジンがかかる時に流れる大きな電流で電装品が劣化しやすいです。
・エンジンが止まると冷房も止まってしまいますので暑い時期はつらいです。
・ アイドリングストップ車ならではの搭載機能が多く、車両価格が高くなることがあります。
自動アイドリングストップを停止させる方法
運転席には、
アイドリングストップ機能をOFFにするボタンが付いているので、それを押せば解除出来きます。
ただし、一度エンジンを切るとまたONになるので、エンジンをかける度にOFFにする必要があります。
それが面倒な場合は、市販の「アイドリングストップキャンセルキット」を使うと便利です。
一旦OFFにすれば、次に自分がONにするまでずっと自動アイドリングストップをやめられます。
アイドリングストップ車は燃費節約や大気汚染防止という地球の未来にとって必要不可欠な自動車です。
しかし、バッテリーがアイドリングストップ機能を搭載していない車に比べると大きかったり、価格面でも高くなるというデメリットもあります。
今後も改良されていくと思いますが、電気自動車も市場に出回ってきますので、どのようになっていくか注目です。