【交通事故が起こったら】人命救助・安全確保と関係各所への連絡

4月は新生活が始まり、免許取得したての初心者の方や車に乗る機会が増える時期です。
その時に注意したいのは交通事故です。
交通事故は予期せぬタイミングで発生します。
発生したときはパニックになる事が多く、適切な判断が出来なくなってしまう場合が多いです。
しかし、もし人命に関わる事態になっていたら。あと1分早ければ助けられたかもしれません。
交通事故を起こした場合、目撃した場合の人命救助・安全確保、関係各所への連絡などの
「やらなければいけない事」をまとめました。
人命救助・安全確保
まずは、人命優先です。
声をかけ、ケガの状況を確かめ適切な対処をしましょう。
けが人の確認
ご自身、同乗者あるいは自己の相手にけが人がいないか確認をしましょう。
頭や首を打った場合は無理に動かすのはやめましょう。
首や頭は神経が多く通っています。無理に動かす事によって神経が傷つき、状態がひどくなる可能性があります。
事故車両を安全な場所に移動
2次的な事故を防ぐためです。
よく見るのが、事故を起こしてその場に車を置いていたせいで、後続車に追突されるというのがあります。
心の余裕がない状況ですが、事故車両をできるだけ安全な場所に移動しましょう。
通行車両に事故を知らせる
車を安全な場所に動かす事が出来ない場合は、
ハザードランプ、発煙筒、三角表示板などで事故を後続車や周りの車に知らせましょう。
2次災害を防ぐためです。
安全な場所に避難
できるだけ車から離れて安全な場所に避難してください。
車の流れが速い、バイパスや高速道路はガードレールの内側からさらに離れたところまで避難してください。
関係各所への連絡
警察・救急・レスキュー、保険会社など、事故が発生した場合は状況に応じて関係各所への連絡が必要です。
けが人がいる場合
119番へすぐに連絡しましょう。
その際にけが人の状態も伝えられるだけ伝えて下さい。
また、パニックで正確な所在地が伝えられないときは、スマホの地図機能やカーナビを使って位置情報を把握し、伝達しましょう。
警察へ連絡
保険を使う、使わないにかかわらず、どんなに軽微な事故でも警察に連絡してください。
当事者同士の示談は後々トラブルに発展する可能性もあります。
また、追突されてその場ではケガがないように思われても、後日痛くなってくるケースもあります。
思わぬトラブルに巻き込まれてしまう場合があります。
最後に
事故は誰でも発生する可能性があります。
冷静な判断と適切な対処で、2次災害を防ぎ人命救助を行って下さい。
また、安全確保と関係各所への連絡もお忘れなく。