男同士で焼肉に行く瞬間に…お薦めの1枚。(後半)
- 2017/06/15 カンドーミュージック
1982年にデビュー。90年代を駆け抜け、多少の沈滞期はありつつ、2000年代も地道にアルバム制作とライヴを続けたアーティストがいます。
村田和人さん。彼の音楽は夏向き音楽ですが、それは単なる〈暑い〉ではなく、アメリカの大地と風を感じさせる《熱い》音楽です。
男っぽい骨太なストレートロック。その反面、バラードには、アメリカ大陸をドライブしている最中、突然やって来るスコールのような繊細さがあります。
彼の最大の特徴は、歌の上手さ。半端ないです。シビれます。代表的なヒットナンバーは【1本の音楽】。カセットテープのCMソングとして使用されました。
初めての方はベストアルバムを聴くと言う手もありますが、アルバム【ひとかけらの夏】、【MY CREW】あたりがお薦めです。抑えようと思っても溢れ出し迸る続ける、音楽に対する彼の情熱と才能をビシバシ感じる事が出来ます。
年齢を重ね、これからの活動にも注目だったのですが、惜しくも昨年、急逝されてしまいました。彼のソウルはこれからも、1本の音楽の中に生き続けて行くのです。
アーティスト / 村田和人
レーベル: FLY HIGH RECORDS
※amazon
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