家具、ファッション、音楽。深いぞ、スウェーデン。

- 2018/03/08 カンドーミュージック
やはり楽しいですね、IKEA。
世界最大の家具量販店としてここ数年は日本でも出店が相次いでいます。
日本では『イケア』、アメリカでは『アイキーア』と発音されますが、本国スウェーデンでは『イケーア』と発音されています。
スウェーデン発祥ブランド
IKEAと並んで、日本でもお馴染みのスウェーデンブランドがH&Mでしょう。
ファッショナブルでありながらも低価格をセールスポイントとしており、日本のユニクロ、アメリカのGAP、スペインのZARAと並んで、『ファストファッション』なる言葉を生み出した人気ブランドです。
素敵なブランドが2つもあるスウェーデン。 実は王国です。立憲君主制国家。
北ヨーロッパはスカンディナビア半島に位置し、日本よりも大きいのに、人口は東京くらい。
IKEAがスウェーデンから世界に飛び出す以前。
正確には44年前の1974年。
スウェーデンからスーパースターが誕生しています。
あのABBAです。残念ながら今回はABBAではなく、同じくスウェーデン出身のアーティスト、その名もアヴィーチーを紹介します。
Avicii(アヴィーチー)【Wake Me Up】
2010年からメジャーな音楽活動をスタートさせたアヴィーチーですが、一躍彼をグローバルアーティストへと導いた楽曲が2013年の大ヒットナンバー【Wake Me Up】です。

カントリーテイストたっぷりのオープニングに続いて、一転、シャープでメロディアスなビートに引き摺りこまれます。
その心地良さがたまりません。
あまりの心地良さに歌詞を聴き逃しそうになりますが、渋めのヴォーカルに載った歌詞は、実は非常に深いものです。深すぎて深すぎて何度も歌詞と格闘しました。
サビの歌詞が深い。
So wake me up when it’s all over
すべてが終わってから起こして下さい。
私なりに解釈したのは、この曲は若い人へのメッセージだと言うことです。
夢を見て突っ走っている間は起こさなくていい。
誰かに変な目で見られても夢に向かって走るから。夢が叶ったら、大人になったら、起こしてくれ。
それまではこのまま走らせてくれ。
是非、YouTubeでの再生回数が10億回を超えたこの曲のオフィシャルビデオをご覧下さい。
特にこの春社会に飛び出す若い方。
心地良いビートが、春風と勇気を運んで来てくれます。