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中古車の修復歴とは?どの程度を示すのか

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中古車

中古車を購入する際に気になるのが、金額や走行距離はもちろん「修復歴車」ではないかというのも重要です。

「修復歴」あり・なしというものを目にしたことがあるかと思います。

どれくらい修理を施したのか。また、どの箇所を修理したのか。

気になる方は要チェックです。

 

修復歴とは?

メンテナンス

9カ所の部位が、修復あるいは交換した中古車が「修復歴」がある車になります。

 

① フレーム

② フロントクロスメンバー

③ フロントインサイドパネル

④ ピラー

⑤ ダッシュパネル、

⑥ ルーフパネル

⑦ ルームフロアパネル

⑧ トランクフロアパネル

⑨ ラジエータコアサポート(交換)

 

驚くべきことに、ドアやバンパーを損傷して修理しても「修復歴車」にはなりません。
修復歴車の定義は自動車公正取引協議会、日本自動車査定協会などが中心になり定めており、度々改正されます。

 

また、交通事故などで損傷した中古車を事故車と呼びます。

ちなみですが、修復歴があると価格的にも数十万程金額が変わってくると言われております。

 

どうやって修復歴車を確認するの?

コンディションノートをチェックしましょう。
コンディションノートとは、修復歴や整備が必要な箇所など、その車の状態が書いてあるものです。

また、コンディションチェックシートや車両状態票などとも呼ばれています。

そこには、様々な情報が記載されております。

 

①車名、使用歴、型式、走行距離、初年度登録、車体番号

②修復歴の有無

③整備が必要な箇所

など

 

もし、このコンディションノートが無い中古車販売店がありましたら一旦検討した方が良いかもしれません。

決して高くない買い物ですから、購入したい中古車の状態は事前にしっかり確認する必要があります。

 

購入前に事前にチェックしておきたい箇所

チェックできるのであれば、しておいて損はないです。

コンディションノートとは別に自分の目で見ておくのも大切です。

 

外装

・ボンネット・フェンダー・ライトの隙間は均等

・ドアはしっかり閉まるか、ゆるくてがたついていないか

・塗装にムラや剥がれがないか

・ドアや窓ゴムの劣化・ひび割れしていないか

・ホイールに大きな傷がないか

 

内装

・タバコの臭いはしないか

・空調は臭くないか

・シートによれやヘタリはないか

・シートベルトを限界まで引き出した際に、水没した跡のようなシミがないか

 

ハンドル・ブレーキ

・直進走行時にハンドルから手を離しても左右に曲がっていかないか

・ブレーキパッドの減り3㎜以下になっていないか

 

ライト等

・ウィンカーが高速点滅してないか。ハザードランプが正常に作動するか

・エアコン、ナビ、パワーウィンドウ等が作動するか

 

エンジン系統

・マフラーに錆はないか

・エンジンをかけた際に異音や変な振動はしないか

・AT車の場合、シフト変更時に軽い衝撃はないか

・オイル交換されているか

・バッテリー交換されているか

・ボンネットがガタつかずに開くか

事故車ですと、歪んでいる可能性があります。

・ボンネット内は汚くないか

 

結構多いですが、見て確かめて納得するのが一番です。

選び方に困ったときは参考にして下さい。

 

まとめ

・修復歴は9項目の内どれかに該当すれば「あり」になる

・コンディションノートを見て修復歴を確かめる

・自分の目でも中古車の主要箇所をチェックする

 

CAR&編集部

カーライフマガジン編集部