春を待ちきれない人は沖縄へ

- 2018/02/20 カンドーミュージック, 地域, 沖縄県
飛行機を降りると、暖かいどころか暑い。
沖縄は既に春、と言いたいところですが、沖縄には春がないので、夏の入り口としておきましょう。
沖縄の県花はデイゴですが、沖縄と聞いて浮かぶものの一つにハイビスカスがあると思います。

まだ2月の半ばだと言うのに那覇空港ではTシャツ1枚で歩く人が目立ちます。流石に東京を発つ際には、ダウンジャケットは車に残し、薄手のジャケットでブルブル震えながら空港ターミナルまで歩きましたが、こちらではジャケット自体が必要なし。気温差はおよそ20度。帰りはきっと辛いでしょう。
例えそれが出張であったとしても、飛行機に乗る時ってテンション上がります。
空港から飛行機へ
そもそも空港が楽しいです。特に休暇を取って、どこかに旅行する時の空港は盛り上がります。
休暇のために、旅行直前は詰め込みで仕事をします。70時間以上寝なかったなんてこともありました。
ボロボロになりながら何とか空港まで辿り着いたら後は野となれ山となれ。
もう仕事で何があっても戻れませんし戻りません。すべては帰ってから対処しましょう。
そしてとりあえずはビールです。とりビー。旅行直前、飛行機に乗る前に空港のバーで飲むビールの味。
もう美味いの美味くないのって。冷たいビールが五臓六腑に染み込み、開放感が全身を包みます。
いい感じに出来上がったら、飛行機に乗ります。事前にディナーを断り、アテンダントの『チキノアビーフ?』も聞かずに、徹夜とビールの相乗効果によって深い眠りに落ちて行きます。
Fall Out Boy【HOLD ME TIGHT OR DON’T】
さて、まもなく着陸と言うアナウンスがあったあたりで、アメリカはシカゴで2000年代前半に結成されたロックバンド、Fall Out Boyの最新アルバム『MANIA』を聴きましょう。テンションアゲアゲで飛行機を降りることが出来ます。

特にお薦めは【HOLD ME TIGHT OR DON’T】。サビのメロディーはどこか日本の祭囃子にも似たグルーヴ。
それもそのはず、この曲はメキシコの死者の日と言う祝祭がテーマ。
故人を偲んで家族や友人が集う日ですが、夜にはバンド演奏を中心に大パーティーが開催されます。
彼らの元気なナンバーを聴きながら踊るように空港ロビーへと向かいましょう。
但し、出張の方はお仕事だと言うことを忘れずに。まあ、私ですが…。