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ベトナムの自動車事情その①

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ベトナム

ベトナムといえば原付バイクや自転車が多いというイメージがありますが、今はたくさんの車が走っています。

特にハノイやホーチミンなどの都心ではトヨタやマツダ、ヒュンダイなど幅広いメーカーの車が走行しています。

田舎はまだそれほど車が目立ちません。

実際にハノイに行って体感してきましたので、ベトナムの自動車事情を語ります。

 

車の保有率

ハノイレクサス

ベトナムの人口は約9000万人です。

日本と変わらない人口数ですが、車の保有率は3%しかありません。

しかも、車は超高級品です。

なぜなら関税が200%!日本から輸入するカローラは日本で買うと350万円なのに対し、ベトナムですとその2倍です。

 

ベトナム人の1ヵ月の給料は平均で約25000円です。

車は非常に高価で、富裕層しか購入できません。

ですので、バイクが多く走っています。

 

走っている車の種類

また、街で走っている車の多くは大型車です。軽自動車は本当に見ないです。

これは、購入するユーザーの需要が大型車しかないからです。

大きい車=ステータスという感じです。

特に目についた車種は、トヨタのランドクルーザーやヒュンダイ、ベンツです。

 

道路状況

交通ルールはあってないようなものです。

道路は舗装されていますが、逆走は当たり前。

信号はありますが、無視は当たり前。

 

そして、バイクと車の郡を隙間を縫って人が横断していきます。

目の前で見ていましたがとてもできません・・・バイクの大群がこちらに向かってくる中にゆっくり歩きながら進んでいきます。

コツは、「ゆっくり歩く」ことだそうです。

そうすればバイクや車がよけてくれるらしい。

また、ベトナムの道路には道路標識もありますが最高速度規制ぐらいしか目立ったものはありませんでした。

 

信号待ちのバイク郡

 

警察もいますが、事故があっても基本的には出動することはなく、当事者同士での解決となる事がほとんどだそうです。

余程、大きな事故の場合は救急車や警察も出るそうです。

 

とにかく街を走っていて感じたのはクラクションがすごいです。

日本ですと、本当に危険なときに鳴らす程度ですが、ベトナムは常にクラクションを鳴らしています。
主にバイクですが。

 

聞きなれないクラクションは不安にさせます。慣れるまでしばらくかかると思います。

朝方7時頃と夕方5時頃は通勤・帰宅ラッシュで大渋滞です。

バイク郡が赤信号が青に変わると同時に波のように押し寄せてきます。非常に目が疲れますので、ご注意ください!

 

次回はベトナムの自動車整備に関してご紹介したいと思います!
ベトナムの自動車事情その②→http://car-and.com/1810/

CAR&編集部

カーライフマガジン編集部