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コネクテッドカーとは?国内でも進んでいる最先端技術!

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コネクテッドカー

さて、コネクテッドカー(コネクティッドカー)とは……?
単語の意味から考えて、Connected=繋がっている、Car=車ということで何かに繋がっている車……。
名前から読み取れる情報はそれくらいで、一体何に繋がっているのかは名前からでは分かりません。

実は、コネクテッドカーが繋がっているのはインターネット!
今回はコネクテッドカーについてのお伝えしたいと思います。

コネクテッドカーとは

コネクテッドカーとは常にインターネットに接続する機会を搭載されている車。運転に関するありとあらゆる情報がリアルタイムで通信する事ができます。

例えば、渋滞情報。A-B区間を走行しているコネクテッドカーの速度やブレーキの回数、路面状況などの情報を収集したとします。

その時、この区間の車は「全体的に速度が遅い」、「ブレーキ回数も多い」という結果が出た場合、その他の情報などと併せて解析し渋滞している、それが自然渋滞なのか事故渋滞なのかドライバーに教えてくれるのです。

先ほど説明した渋滞情報の収集のようにコネクディッドカーの走行データをリアルタイムで反映させることを運転挙動連動といいます。

コネクテッドカーが変える自動車保険

そして、なんとその情報は保険にまで反映されます。テレマティクス保険と言ってドライバーの運転状況から保険料の割引を適用するという仕組みです。

トヨタでは速度超過・急アクセル・急ブレーキなどの運転特性や走行距離に応じて「安全運転スコア」を算出し、それぞれの点数に応じて、保険料を構成する基本保険料と運転分保険料のうち後者を最大80%まで割引する保険サービスが発表しています。
また、事故などで大きな衝撃を検知した場合、その情報が自動でセンターへ送られ、安否確認コール行ってくれます。

緊急時、自ら電話をかけなくても良いなんて、日本ではあまりなじみがありませんよね?
しかし、すでにEUではこの技術は普及しているんです。
同地域では2015年10月以降「イー・コール(eCall)」という自動事故通報システムの搭載が義務化されており、車からの情報を共有できるプラットフォームがすでに構築済。
そのため、一からシステムを構築する必要もなくテレマティクス保険をはじめ運転挙動連動が搭載されたコネクティッドカーも速く普及すると言われています。

先ほどのトピックを読んで
「日本にいる限りはこの技術を使えないのか?」、
「使えるとしても新しく車を購入しなければならないのか?」
という疑問があるかと思います。

答えは使用で来ます。新車を購入する必要もありません。
後付けで通信機能のあるナビを設置するだけで通信サービスを使用することができます。
トヨタならば「T-Connect」、
日産ならば「カーウイングス」、
ホンダでしたら「internavi」と各企業がサービスを提供しています。

最後に

自動車の運転は快適だけれど、事故など怖いこともたくさんあります。
そんなドライバーの不安を解消する車。
コネクテッドカーとはインターネットの技術でより安全で快適なカーライフを提供してくれる夢のような車でした!

CAR&編集部

カーライフマガジン編集部