【Q&A】法定整備ってどのぐらい点検するの?

【第七回目】多数の声にお応え!車検・車の疑問を解決します!
「ルール」は必ずあります。
会社はもちろんスポーツもありますし、学校や社会全体、とにかくありとあらゆるところにあります。
もしサッカーにルールがなかったら。オフサイドが取れません。
ボールを思いっきりゴール前にけって、選手がゴール前にへばりつき、手でキャッチしてそのままシュートです。
ハンドも無いです、ファールもないです。何も楽しくないどころか、サッカーではありません。
やはり、何かを行うには責任を伴うルールが必要です。
車も同じです。
日本にはしっかりとした法律があります。道路交通法がそうですし、「車検」も国に定められた必須の点検です。
Question
法定整備ってどのぐらい点検するの?
法定整備は国土交通省の自動車点検基準によって定められたものです。
12ヵ月もしくは、24ヵ月に一度、必ず点検・整備をする必要があります。
法定整備の内容ですが主に・・・
- 制動装置(ブレーキ)
- かじ取り装置(自動車の操作に関わる部分)
- 走行装置(タイヤやその周辺)
- 緩衝装置(ばね・ゴムなど)
- 動力伝達装置(エンジン関係)
その他、電気系統や排出ガスなどもあります。
点検項目数はかなり多いです。
では回答です。
Answer
法定整備は56項目を点検します!
56項目を点検するには、プロフェッショナルの整備士が不可欠です。
また、国よって認可を受けた指定工場ともなると、整備士が3人、検査員が1人の合計4人のプロフェッショナルが必要となります。
日本の車検制度は世界から見てもかなり厳しく、そして技術も高いです。
整備不良の事故が少ないのも事実です。
車検制度という国が定めた法定整備と、整備士や検査員というプロフェッショナルがいることで、
日本の車社会は安全で快適になっています。