本当に好きなひとと最後のイブは過ごしたい

- 2017/12/11 FEAUTURE, カンドーミュージック
本名は『のぼる』と言いますが、アメリカではまず、この名前を正しく発音出来る人はいません。
ファーストネームで呼び合うアメリカにあって、私の名前は発音不可能です。と言うわけで、アメリカ移住の際には、皆さんが呼びやすい名前をつけることにしました。
それがNobbyです。
アメリカ在住の日本人にはよくあります。呼びにくい名前を呼びやすい名前に変更するのです。
Nobby。命名したのは私自身ではありません。
名付け親は、20年以上もお付き合いさせて頂いているアーティスト、杉山清貴さんです。
彼は私のゴッドファーザーと言うわけです。
1983年、杉山清貴&オメガトライブでデビューした杉山清貴さんは、サマーテイストの音楽を主軸としながらも、ローカルな香りを一切感じさせない、お洒落な都会的スタイルでヒットを連発。
現在も第1線で活躍中です。
1986年、ソロとしての第1弾シングル『さよならのオーシャン』のヒットを受けて、同じ1986年の年末にリリースしたのが、クリスマスソング【最後のHoly Night】。

この曲はタイアップが多く、リリース当初はJALのキャンペーンソング。
1年後にはミノルタのCMソング。
そしてオリジナルから10年後の1996年には、あの円谷プロのCMソングとして使用されました。
その際、杉山さんはオリジナルとはアレンジの異なるAORテイストの新ヴァージョンをリリース。
これが実にカッコ良い仕上がり。
現在ではベストアルバムで聴くことが出来ますが、願わくばシングル盤を探して見て下さい。
2曲入りのカップリングにはこの曲の完全英語ヴァージョンを収録。こちらもチェックです。
円谷プロとのタイアップの際には、円谷サイドが公認キャラクターとして『ウルトラマンキヨタカ』を制作。
ハワイ出身のウルトラマンキヨタカのボディは、海をイメージする青が基調となっています。
杉山さんのコンサートにも登場。会場が盛り上がった最高の演出でした。
現在、巷では様々なクリスマスソングが流れています。新しい曲に混じって、定番が聴こえてくると、またこの時期が来たことを実感します。
今年はこの曲。96年ヴァージョンでお楽しみ下さい。