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雪がたくさん降る地域で大活躍!冬用(雪用)ワイパー

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雪

冬の到来です。

東北や北海道、日本海側の寒い地域では既に雪が降っていると思いますが、まだ愛知県では降っておりません。

気温が下がると道路も凍結しますし、
吹雪ですとホワイトアウトと呼ばれる目の前すら見えないひどい大荒れの天気にもなります。

冬用タイヤ、スタッドレスタイヤは雪がそこまで降らない地域でもほとんど知っていると思いますが、ワイパーも実は冬用(雪用)があります。

雪がかなり降る地域の方は知っていると思います。

 

冬用(雪用)ワイパーとは

一般のワイパーブレードはガラス面を拭き取るラバーの部分だけがゴムですが、冬用は金属の部分(レバー)がフードと呼ばれるゴム皮膜で覆われています。

 

冬用(雪用)ワイパー
冬用(雪用)ワイパー:金属部分はゴムで覆われている。

 

これは雪の付着や凍結によって、ワイパーブレードの可動部分が動かなくなってしまうのを避けるためや、金属部のすきまなどに雪が凍りついて氷塊になってしまうのを避けるためです。

また、形状だけではなく、ガラス面を拭き取る「ラバー」自体の素材も異なります。

冬用の場合は低温でも堅くなりにくい柔らかい素材のものが使用されており、天然ゴムが一般的なようです。

雪国のドライバーは冬になるとタイヤの交換と同時に、ワイパーブレードも交換することも多いです。

 

夏用ワイパー
夏用ワイパー:金属部分がむき出しになっています。

 

一般用のワイパーブレードを使用していると、フロントガラスの雪や氷が拭き取れなくなったり、場合によっては破損してしまうこともありますので、

もし雪が降らない地域以外から引っ越してきて、初めての冬を迎える場合はお気をつけ下さい。

 

凍結に注意!

特に北海道の北の地域。冬場はマイナス10℃以下になる事も多いです。

その影響は車にも出てきます。もし、ウィンドウォッシャー液を水にしていたら・・・

凍って意味がありません!

水はもちろん、タンクも氷漬けになってしまいます。

 

ウォッシャ液
カローラフィールダー:これがタンクです。ウツボのような形

 

雪の路面を走ると、前の車からのしぶきでガラスが曇ったり汚れてしまうので、使用頻度が高くなる傾向があります。

いざというときに凍っていて使えないとなると、視界不良で事故の元にもなります。

 

そこで必須なのが「不凍液」です。

 

不凍液はマイナス20℃や30℃になっても凍らない特殊な液になっています。

これを入れておけば、よっぽど凍らないでしょう。

不凍液はカーショップなどで手に入ります。

 

 

冬場は車にも様々な影響が出ます。

冬に備えてのメンテナンスは必要です。本格的な冬が到来する前に対策することをおすすめします。

また、東北や北海道などの降雪地帯にマイカーで行く際はワイパーも替えることを忘れずに・・・

CAR&編集部

カーライフマガジン編集部