知っててお得!ウィンドウォッシャー液の補充方法

雨が降った後だったり、高速道路や雪道を走った後だったり、ふと気がつくとフロントガラスが汚くなっていますよね。
一度気付くと、汚れが視界に入って気が散りますし、小さくともその部分が死角となり、安全運転の妨げとなってしまいます。
その時、活躍するのがウィンドウォッシャーです!レバー1つで気になる汚れをキレイにしてくれます。
今回はそのウィンドウォッシャー液について基本情報、補充時期、そして補充方法をご紹介したいと思います。
①ウィンドウォッシャー液とはなに?
ウィンドウォッシャー液とはその名の通り、ガラスをキレイにする液体のことを指します。
それには用途に合わせて3つの成分の違うものがあります。
撥水タイプ
こちらは雨天時の時の視界を良くしたい方にオススメです。
油膜落としタイプ
こちらは巻き上げられてガラスに付着した道路上の油分を落とすものです。
ワイパーがガラスをなぞった時にでる不快な音も油分が原因なので、音も気なる方はこちらが効果的です。
凍結を防ぐタイプ
寒冷地走行が多い雨よりも霜や雪などが気になる方も多いと思います。
このタイプは霜などを素早く溶かすだけではなく、マイナス気温でも凍り付かず対応することが出来ます。
様々な種類のウインドウォッシャー液があるけれど、そもそも汚れを落とすだけなら水でいいのでは……タダだし、と感じる方もいらっしゃるかと思います。
水を代用するのは避けましょう。その理由は3つあります。
水は0℃以下で凍ってしまうから
これは視界を妨げになり、事故の原因になりかねません。
汚れを形成しているものの成分には油分も含まれているから
それらの汚れは水では落とせませんし、水自体が乾き新たな跡となりますので効果的ではありません。
ノズルつまりの原因となるから
ウォッシャー液にはアルコールが含まれるため使うだけでノズルつまりの原因である藻類発生を防いでくれます。
②ウィンドウォッシャー液の交換時期は?
ウィンドウォッシャー液のタンクはエンジンルーム内にあるタンク内にあります。
キャップ部分にある「WASHER FLUID ONLY」という文字と、ウィンドウォッシャーを使用する際に操作するレバーに描かれているマークと同じマークが目印です。

タンク自体は半透明なため残量は簡単に分かります。
時期の目安は液が少なくなったら補充するかたちで問題はありません。
ですが、雨期など時期によっては減りが早くなります。
ウォッシャー液が無くなると視界不良になるだけではなく、ワイパーゴムをいためる原因となります。
残量はこまめにチェックするようにしましょう。
③ウィンドウォッシャー液の補充方法
タンクに残る液の量が少ないと感じたら、早速補充をしてみましょう。
この時に気をつけるべき点は2つ。
ひとつめは、新たにも補充前に一度タンクを空にすること。
最初の項目で説明した通りウィンドウォッシャー液にはそれぞれ異なった成分を含んでいます。
撥水タイプと油膜落としタイプのように成分が違いますと化学反応を起こし内部で固まってしまう事があります。
ふたつめは、正しく希釈することです。
商品によっては薄めて使うものもありますので、製品に記載されている説明に従いましょう。
そして最後に補充が完了しましたらウォッシャー液が出るか確認しておきましょう。
視界不良は事故の原因となってしまいます。
ウォッシャー液は自身の生活に合った用途のものを選び、快適で素敵なカーライフを過ごしましょう!