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地震・雷・火事・・・天災が起こった時、車に乗っていたらどうしよう。

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自然災害

先日、超大型台風21号が日本列島を通過しました。とても強い風と雨でしたね!

皆さんは大丈夫でしたか?台風が来ているけど出勤しなければいけないという方も多かったのでは無いでしょうか。
私は普段電車通勤なのですが電車が止まってしまっていた為、強風に煽られながら恐る恐る車で出社しました^^;

さて、今回はそんな天災が起こった時、車に乗っている時どうすればいいのかを5本立てで一挙にご紹介させて頂きます。

 

 

地震の災害時の対処方法

地震

現代の車はサスペンションが優れている為、車に乗っている時気付かない内に地震が来ていたということがあります。

気付かないような揺れでしたら良いのですが、乗っていて地震の揺れを感じた時は、速やかに以下の処置を行って下さい。

1.急ハンドル、急ブレーキを避けて、できるだけ安全な方法で道路の左側に車を停止させる。

2.停止後は、ラジオで地震情報や交通情報を聞き、その情報や周囲の状況に応じて行動する。

3.車を置いて避難するときは、できるだけ道路外の場所に移動させて下さい。
道路外に停車させることが難しい場合は、道路の左側に寄せて駐車し、エンジンを止め、エンジンキーはつけたまま、
窓を閉め、ドアはロックしないようする。

 

雷の災害時の対処方法

雷

こちら耳にしたことがある人も居ると思いますが、車に雷が落ちてきても車内いれば大丈夫です。
落雷の危険性を感じた時は車内から出ずに車体側から離れて雷が治まるのを待ちましょう。

原理としては、金属でできた箱に電流を流すと、電流はその箱の表面を流れます。

電流は表面を伝って流れ、金属の箱の内部の空洞のところへは流れません。

雷も同様で金属である車に雷が落ちた場合、車体の表面を電流が流れタイヤの表面を伝って地面へと流れます。

注意点としましては、出来るだけ車体から離れていることです。カラダの一部が車体と接触していると電気が流れてきてしまいます。

 

洪水の災害時の対処方法

洪水

集中豪雨などによって、車を水没させてしまった場合、その後走行が可能だったとしても後に様々な悪影響が出てくることが多いです。

車は精密機械です。
雨の日も走れる為車は防水性に優れていると思う方が多いと思いますが、実は車は非常に水に弱いです。
水が入りにくいように設計されていますが、入ってきてしまった水に対する耐性は非常に低いです。

道路が水に浸かっている場合は車の走行を避け、また停車している場所が増水してた場合は速やかに車を移動させましょう。

 

雹の災害時の対処方法

雹

まれにですが、大気の状態が不安定な時に雹が降ってくる事があります。

降ってきた場合は車内から出ずに治まるのを待ちましょう。
また激しい降雹は車体を傷つける恐れがあるので、可能な限り早く頑丈な屋根のある場所または屋内駐車場などに車を避難させましょう。

自宅に居る時に降ってきた場合は、降雹から充分に身を守れる状態で車に向い、車を厚手の布や毛布などで覆う事で損傷を最小限に抑えることが出来ます。

大粒な雹が降っている場合は、自分のカラダを最優先に考え無理に車を守ることは止めましょう。

 

台風の災害時の対処方法

台風

台風時の車の運転の注意点についてご紹介します。

台風と聞くと、まず「大雨」と「強風」をイメージされる方が多いかと思います。

その他にも洪水や雷に対する注意も必要ですが、前述させて頂いておりますので割愛させて頂きます。

まず大雨に対する対処方法としましては、雨粒により視界が悪くなり道路状況や歩行者が見えにくくなります。
路面も非常に滑りやすい状態になります。普段よりもゆっくりと走り、前方の車との距離を充分に取りましょう。

「強風」に関しては、突然の横風でハンドルが取られて他の車と接触事故を起こしてしまう事があります。

スピートが出ていれば出ているほど風の影響は受けやすくなります。ゆっくりと走行しましょう。

また、特に橋の上や海沿いは強風の影響をダイレクトに受けるため非常に危険ですので出来るだけ走行を避けましょう。

 

【まとめ】

一挙に5つの天災時の対処法について、ご説明させて頂きました。

台風や洪水の対処法については、多くの方がご経験があると思いますので記述させて頂いた対処方法を参考にご自身のカラダと大切な愛車を守って頂ければ幸いです。

CAR&編集部

カーライフマガジン編集部