夜行バスの旅でお薦めのアルバム

- 2017/09/25 FEAUTURE, カンドーミュージック, バス
バス旅が人気です。特に夜行バスの人気は凄いです。東京駅近くのバスターミナルは各方面に向かう若い人たちでいっぱい。
昼間の電車移動に比較して値段が安いことが最大のポイントです。また、寝ている間に移動が完了しますから、目的地に着けば1日を有効に使うことも可能です。
しかも近年、夜行バスの形態はドラスティックに変化しています。様々に趣向を凝らしたバスが登場して来ました。
かつては修学旅行のように、真ん中の通路を挟んで、右左に2席ずつ、合計4席が1列に並んでいるバスがほとんどでしたが、今はプライベートを重視。
右、中央、左に1席ずつ、1列に3席だけ配置して、個々のシートをカーテンで仕切ったり、車内に繭のようなカプセル型の座席を配置して、限りなくフラットな状態まで寝かせたり、この度はついに完全個室タイプのバスまで登場しました。
夜の高速道路には、様々な趣向や形態を持った夜行バスが日本全国の各都市に向けて縦横無尽に走っています。休憩のために立ち寄る高速道路のサービスエリアは夜中とは思えない程の盛況ぶり。夜行バスの経済効果は様々なところに表れています。
さて、時間を有効に使うためには非常に便利な夜行バス。一緒に旅する音楽もじっくり聴けるものにしましょう。例えばベストアルバムなんか良いですね。これからの季節には、あの山口百恵さんがお薦めです。
今や日本音楽界のレジェンド、山口百恵さんが現役を引退したのは1980年。もう37年が経ちます。東京オリンピックが開催される2020年は40th Anniversaryです。きっと特集番組やイベント、記念CDの発売とかありそうですね。
夜行バスに乗車して、出発地である夜の街を発つ頃は【イミティション・ゴールド】、【プレイバック part2】、【ロックンロール・ウィドウ】など、アッパーソングで行きましょう。
深夜、車内が寝静まり、車外の光景もトンネルを抜けたり山間を走る頃には【夢先案内人】、【乙女座宮】、【秋桜】、【愛染橋】などのミドルリズムや日本的ナンバー。
朝、目的地の街に入り、新しい1日が始まる頃には【いい日旅立ち】、【しなやかに歌って】あたりがお薦めです。
