台風の爪痕から、復活を願ってお薦めの曲

- 2017/09/19 カンドーミュージック, 地域, 沖縄県
台風18号が猛威を奮って3連休の日本列島を縦断しました。
私が住む宮古島は直撃を受け、50年に1度と言う雨が降り、暴風が吹き、島は丸2日間停電となりました。
元々宮古島はサンゴ礁が隆起して島となりました。そのため山がありません。島の中に障害物が無いため、宮古島の台風は島を舐めるように通り過ぎます。台風のパワーをダイレクトに受けるのです。宮古島で台風に遭遇すれば、大抵の台風を乗り切れるはずです。
台風18号による被害状況
しかし、今回の18号は台風に慣れている島の人間さえ脅かしました。
台風通過後は、道路の両側に並ぶ大木が根元からへし折られていました。
島の見晴らしが良くなったと感じたのは、サトウキビが風の方向に薙ぎ倒されたためです。
サラダに使用されるグリーンパパイヤの林は、すべての木が実を付けたまま倒れています。
浸水した家、屋根が落ちた家、倉庫は倒壊、ビニールハウスはビニールが引き剥がされ、骨組を曝け出しています。
自動販売機は倒れ、室外機は大きく移動し、洗濯機をベランダに置いていたマンションの4階住人は、1階の庭まで落下した洗濯機を見て驚愕しました。
人々は食品を購めようとスーパーやコンビニに急ぎますが、海が荒れて船が出せないため食料品が届かず、棚は空っぽ。
コンビニでは停電のため冷凍食品をお客様に無料配布しましたが、各家庭も停電中のため、どうすることも出来ません。
17日の日曜日に予定されていた市内各小学校の運動会は、お弁当を作らなくて良いように、プログラムを大幅に短縮して午前中のみの開催となりました。
週が明け、電力は回復、食材を載せた船も来ましたが、台風の余波はまだ島に残っています。台風の暴風雨は、海水を巻き上げて塩をたっぷり含んだ雨を島中に降らせました。これから樹木の緑は枯れて茶色くなります。そのため島全体が茶色に見えるのです。宮古島が元の美しい島に戻るには、もう少し時間が必要なのです。
浦島太郎(桐谷健太):海の声
宮古島が1日も早く台風の影響から回復して欲しいと言う願いを込めて、この曲をご紹介します。この島は、1生に1度は訪れるべき場所です。

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