費用が心配な方!軽自動車の車検ってどれぐらいかかるの?

- 2017/09/08 カンドーメンテナンス, カンドーライフ, 税金, 車, 車検
軽自動車は日本全国で最も多く保有されている車種と言われています。
軽自動車の車検ですが、その内容や価格に関しては、詳しくない方も多くいらっしゃいます。特に初めての車検という方は、どんな検査をするのか、費用はいくらかかるのかなど、不安でいっぱいですよね・・・
そこで、車検費用と車検内容に関して、これだけは知っておきたいことを中心に説明させていただきます。車検費用には、実はカラクリがあったんです。
軽自動車の車検で必ずかかる費用
車を乗り続けるためには、継続車検が必要です。
車の種別・用途によって有効期限が異なりますが、自家用車の場合、軽自動車も普通車も、初回(新車購入時)は3年後、以降は2年ごとに車検をする必要があります。
車検にかかる費用は、法定費用と点検・整備費用の2種類に分けることができます。このどちらかは、全国どの整備工場で車検を受けても、必ず同額がかかるのですが・・・
それは法定費用です。軽自動車の場合、
自賠責保険料/25,070円(24ヶ月)
重量税/6,600円
印紙代/1,100円
合計32,770円が法定費用となります。
※2017年9月現在
これは、どんな車(軽自動車の中で)に乗っていても、必ず発生する費用です。この法定費用に、点検・整備費用を加えた金額が「車検料」となります。つまり、いろいろな車検工場に見積り依頼をして、「ここは高い!、ここは安い!」と金額に差が出ているのは、「法定費用」を除いた「点検・整備費用」の違いになるのです。
軽自動車は、中型車や大型車に比べて、比較的車検料は安いですが、選ぶお店によって、車検料は様々です。
◇車検料=法定費用(全国共通の費用)+点検・整備費用(お店によって異なります。)
皆様が支払う費用のカラクリ
法定費用については、前回詳しく説明しましたが、お店によって異なる「点検・整備費用」の中身、気になりませんか?今回、その「点検・整備費用」についてお話させて頂きます。
車検料から全国共通の法定費用を除いた金額、それが「点検・整備費用」です。点検・整備費用は、車検に必要な検査代と検査によって部品交換が必要となった場合に別途発生する費用のことです。
軽自動車は中距離の移動で使用することが多い車です(一般的に1ヶ月1,000kmぐらいです。)
高速道路のような信号が少ない道で走る回数は普通乗用車と比べると少ないでしょう。ブレーキ回数やエンジンの発火回数も多くなり、部品の磨耗が早くなる場合があります。
そのため部品の交換も多くなる傾向があり、別途費用がかかる可能性は高いと言えます。
点検・整備費用は安いにこした事はありませんよね。しかし、あまり安いとサービスや整備がしっかり行われているか不安にもなりますよね。実際、交換すべき部品を指摘してくれないことがあれば、それこそ一大事です!
お店によって異なるのは、価格だけではありません。みなさんの車にとって大切な、サービスや整備がしっかり行われているか、不安にもなりますよね。
車検で必ず行われる点検は、法定点検56項目です。
これは法律で決められていて、どの整備工場でも実施されますが、この項目以外にも点検項目を増やし、より安心できる車検を行っているお店もあります。さらに、無料洗車、代車無料サービスや早期予約割引等、お客様とお車のことを考えた、よりよいサービスも行われています。
車検の見積り依頼をされたら、是非これらの点に注意して安くて、点検・整備体制やサービスがしっかりしている車検をお選びください。
まとめ
・車検料は、法定費用+点検・整備費用です。
・軽自動車の場合、法定費用32円が全国共通(どんな軽自動車でも)でかかります。
・点検・整備費用の違いが車検料の違いです。(お店によって区別し難いところがあります。)
・法定点検56項目と、さらに点検項目をプラスした車検を行う、安心のお店があります。
・無料洗車・代車無料や、早期予約割引等のサービスを実施しているお店もあります。
今回、軽自動車の車検料の中身についてお話させていただきました。点検・整備費用の中には、お客様よお客さまの車のために必要なことが数多く含まれています。点検・整備がよりよく行われ、サービスが充実したお店、さらに、価格の面でも納得できるお店を、ぜひ選んで頂きたいと思います。