そもそも車検って何!?車検って何を点検しているの?

車をお持ちの方は車検を受けたことがあると思います。(車検が来る前に乗り換える方もいらっしゃいますが)今回は車検って何なの?車検の際の点検項目って?などの疑問についてご説明します。
1、そもそも車検って?
車検は皆さんご存知かと思いますが、車検って実際は何?と疑問を持つ方もいらっしゃるかと思います。
‟車検(正式名称:自動車検査登録制度)とは、日本でミニカー・小型特殊自動車を除く自動車や排気量250cc超の自動二輪車に対して保安基準に適合しているかを確認するため一定期間ごとに国土交通省が検査を行い、また自動車の所有権を公証するために登録する制度をいう“(Wikipediaより抜粋)
簡単に言いますと、車に異常がないのかを国が検査を行う!といった感じです。
普通自動車の場合ですが、車検は2年に1度行います。新車購入後の初回車検は3年になります。
また、1・4ナンバーの貨物車は1年に1回車検になります。(新車購入後の初回車検は2年)バスやタクシーも同様です。一つ注意ですが、事業用での登録ですと車検期限は変わってきます!
事業用は緑ナンバーです。そして新車購入後の初回車検は1年後になります。そこからの毎年の車検も1年に1回です。
4ナンバーの軽自動車も車検期限が変わってきます。これは事業用も自家用も問いません。
2年に1回になります。新車購入後の初回車検も2年後になります。
車のナンバーによって車検期限が違うのですね!
では実際に車検で見る点検項目には何があるのでしょうか。
2、車検時の点検項目って?
先程、説明した通り車検の審査に受かるためにはいくつかの点検項目があります。
法で定められている点検項目は56箇所です。これは24カ月点検整備の場合です。
車検期限とこの点検項目が重なるので、重要な点検となります。実は1年ごとに56項目点検を実施する必要があります。
24ヶ月点検整備ですが、1995年6月までは車検を受けるためには、必ず車検前に100項目以上の点検整備を行う必要がありました。
しかし法律が改正され、点検項目は現在56箇所となっております。
絶対に必要な車検項目は、人の命にかかわるような項目や他の車の迷惑をかけないような項目がいくつか挙げられます。エンジンルームの点検・ブレーキ・車の足回りの点検などが主な項目となります。
点検項目は、ドライバーの命や周囲の人や車などに迷惑・悪影響をあたえうる箇所を重点的に点検してあります。
皆さんも車が故障して事故を起こすことや、動かなくなってしまうのは嫌ですよね。そうならないために、車検という制度で点検しているのですね。
まとめ
車検はお金もかかるし、時間がかかって面倒だ!と思うかもしれません。
しかし、車検というシステムは我々が安全・安心で快適に運転するための行っていることを理解しましょう。
昔と比べて車の性能や安全性はかなり良くなっております。特に自動ブレーキシステムの登場はかなりの衝撃でした。
車検は2年に1回ですが、もしかしたら技術の進化で近い将来は3年に1回の車検になったりするかもしれませんね。
皆さんがこれから快適なカーライフを過ごすためにも、車をしっかりと点検・メンテナンス・車検を受けましょう!!